不倫体験告白

レスが続いていて、ちょっとした好奇心からはじめたチャットで出会った男性。
わたしは臆病な性格で、願望や妄想はあっても実際に会ったりする気はありませんでした。
チャットで安全な範囲で好奇心を満たしていたのが、催眠術みたいな言葉でどんどん引き込まれていきます。
ぎりぎり焦らされて最後に負けてしまう、みたいなわたしの妄想を巧みに引き出して、乗せてくるのです。
見栄っ張りで臆病なのも見透かされてるみたいで、プライドを保ちたいのにどんどん頭の中を真っ白にされて。
そんな会話を何度か繰り返した後、ほとんど洗脳されるみたいにして本当に待ち合わせてしまいました。
デパートの一角にあるオープンな感じのカフェで、はじめは普通の会話。
チャットでは話しているうちにどうしても我慢できなくなっていたので、そんな普通に顔を見るのが恥ずかしくて仕方ありません。
でも本当に他愛のない話をするだけで、ちょっと拍子抜けです。
そんな中で、
「チャットではあんなにイキまくってたくせに、全然そんな風に見えないね」
とか言われて頭の中がグラグラしました。
すぐ近くには他のお客さんもいるのに、周りには聞こえないように
「クールなお姉さん風なのに、本当はドMなんだね」
「オナニーばっかしてるって、周りに知られたらどうなるんだろうね」
「違うの？　本当はオナニー大好きなんでしょ？」
「イカせて下さいってあんなに何度も言ってたくせに？」
とか畳み掛けられて、恥ずかしいのと変な気持ちなのとでうつむいたまま頭の中が真っ白に。
そうしながら、見えないようにテーブルの下で膝にそっと触れてきます。
その日はミニワンピにレギンスで、布一枚越しに触れるか触れないかの微妙な刺激。
「ちょっと買い物でもしようか」
と言われて席を立って、色々な売り場を一緒に歩いたのですが、ちょっとした物陰や、下半身が向こうから見えない服の陰などでお尻や腰に軽く触れてきます。
そのうちだんだん大胆になって、見えないように胸を触ったり、さらにスカートの中に手を入れて…。
恥ずかしさと焦らされてる感じでわたしはもう完全に頭がおかしくなっていて、もうすぐにでもちゃんと触って欲しい、どこかに連れて行って欲しい、と思っていましたが、口には出せません。
陳列してある服を挟んで目の前に別のカップルがいるところで、後ろ手にうまく伸ばした手をスカートの中に入れて、レギンス越しに一番敏感なところをカリカリと刺激してきます。
わたしは結構背が高い方なので、その姿勢でも届いてしまうのです。
腰が砕けそうになり、「やめて！」と「もっと…」がぐちゃぐちゃに入り混じります。
さらにチャットの会話で弱いところを全部知られていて、お尻の方にも手を伸ばされ、そっちの入口もカリカリされて…。
知らず知らずに彼の腕に抱きついて、ぎゅっとしてしまいます。
上半身だけ見ていたら普通の仲の良いカップルですが、見えない下はもうとろとろに溶かされ狂いそうになっています。
レギンスの上まで染み出して太ももの方まで垂れてきているのが自分でもわかるくらい。
彼は見透かしたように
「どうしたの？」
「腰が震えてるよ？」
「まさかこんなところで、いやらしい気持ちになってないよね？」
などと囁いてきます。
もう限界になったわたしは
「どこかに連れて行って…」
と言ってしまいましたが、彼に連れて行かれたのはデパートの階段。
ほとんど人気はありませんが、時々は人が通ります。
その陰でわたしを壁に押し付けると、レギンスと下着の中に手を入れられてとうとう直接触られました。
さんざん焦らされたせいで、ほんの数回こすられただけで絶叫しそうなほどの感覚になりますが、必死で声を抑えます。
でも緊張と立ったままの不自然な姿勢のせいで、そのギリギリのところより先にいけません。
いつ人が来るかわからなくて、すぐにやめて欲しいのに、今やめられたら狂ってしまいそう。
それも見透かされて
「こんなところじゃ困るよね、どこか行こうか」
とか言われて、でも指の動きは止まらないで、それどころかとうとう中にまでニュプニュプと入ってきて。
「やめないで、やめないで、おねがい、おねがい」
としがみつきながら言っていました。
そこからは信じられないくらい簡単に上り詰めて
「イカせて、イカせてください、イカせてください、イってもいいですか、おねがい、イッちゃう、イッちゃう！」
と頭のおかしいことを口走りながら、本当にイかされてしまいました。