テニスのスポ少で一緒に手伝っていた、小柄で大人しいお母さん。
彼女の第一印象は、ルパン3世のクラリス。可憐な34才でした。
私の娘が、卒団して間もなく彼女と共通の知人から連絡がありました。
「k子ちゃんがスポ少の人間関係で悩んでるみたいで、こんな時にoさんがいたら相談に乗ってくれそうなんだけどって言ってたんだけど、良かったら話聞いてあげてね。」と。
ひと回り近く年の違うお母さんで、妹のようにも感じていた彼女だったので、無性に心配になり会社の歓迎会が終わった時に電話してしまいました。
「もしもし、fさんに聞いたんだけどcさんと大変なんだって?」
「そうなんですよ。oさんとこが卒団してから頼れる人がいなくて…」
「いつでも相談に乗るし、なんなら今タクシー呼んで帰るとこなんだけど、近くのファミレスでお茶でもどう?」と迎えに来てくれたらラッキーぐらいで言ってみました。
「すぐ行きます!」
ファミレスで私の娘が卒団してからのいろいろな話を聞いて、本当に困っているんだと思いながら、彼女の顔を見ていると何やら彼女を妹のように思っている以上の感情が自分の中にある事を感じました。
「外を少し歩こうか?」
4月の夜10時は、まだ肌寒く感じましたが、彼女が寒かったら温めてあげたいと、下心もあり外へ連れ出してしまいました。
「寒い?」「うん」
「手をつなごうか?」「うん」
つなぎ合わせた手の指先から手のひらの感触と、いけない関係が始まってしまうかも知れない不安と期待で寒さなど忘れてしまいました。
「綺麗な夜景見えるところ知ってるんですよ!^ ^
oさん飲み足りないようだからコンビニでお酒買っていきませんか?」
彼女に可愛い笑顔でそう言われたら、もう立場も自分の家族も彼女の家族も忘れてしました。
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初めて投稿させて頂きますが、実話なのでダラダラした文章になり確信までたどり着けなくなりました。
もし続きを呼んでいただけそうなら今の淫らな関係にたどり着けるように書いてみます。