友達と行った出逢いパブで私はあの人の物になりました。
夫は商社マンでここ数年は海外ばかりでほとんど家には居ませんでした。それでも二人の子供と一緒に楽しく暮らしていましたが、2年前に上の子が東京の大学へそして去年には下の子も東京の大学へ行ってしまい、4LDKのマンションに独り住まいになってしまいました。最初のうちはひとりでのんびりしてましたが、話し相手もいない家で寂しくなってきました。
そんな時、高校からの悪友の恵美子が遊びに来て久しぶりに賑やかになりました。
ねぇひとりで寂しくないの?
そりゃ寂しい時もあるわよ!
エッチもしてないんでしょ?
もう何年もご無沙汰よ!ってなに言わせるの!
それでね、今日は面白いところに行こうと思ってね!
出逢いパブってね、私何回か行ったんだけどいろんな人がいるから面白いよ。別にエッチだけを求めている人だけじゃないし、そんな人もいるけどね。行って見ようよ!
でも知らない人ばかりでしょ?なんか怖くない?
大丈夫よ!怖い目になんか会ったことないもん。
特に昼間は、変な酔っ払いとか居ないから。
そう~。
じゃ行って見ようかな。
そうして2人でその店に行きました。
ビルの地下にあるお店は、カラオケスナックみたいな感じで、既に男性が5,6人居て女性も3人居ました。
お店に入るとプロフィールを名札に書き胸に付けます。その名札も青色は交際希望、黄色はエッチ希望で私たちは青を選んで付けました。周りを見るとみんな青色でしたが、1人だけ黄色のおじさんが居ました。6対5になったので、男性から質問タイムが始まりました。自分の気に入った女性に質問するらしいですが、恵美子に立て続けに質問がありましたが、私には黄色のおじさんが質問してきました。
旦那さんとのセックスに満足ですか?
ストレートな言葉にたじろぎましが、
他の方をあまり知らないので分かりません。と答えました。
他の男性からも、
ほう~経験が少ないんですね。なんて言われましたが、その間も黄色のおじさんは私を見つめていました。
次に女性が男性を選びます。そしてカップルになって仕切られた席に座ってお話をするのですが、恵美子はダンディな男性を選び私は黄色のおじさんを何故か選んでいたのです。
仕切られた席は長いソファで横並びに座り隣とは顔は合わさない様になっていて、前も狭い通路なのでほぼ個室状態でした。
黄色のおじさんは、58歳で会社を早期退職したが、退職金は奥さんが離婚慰謝料としてほとんど持って行き今は仕方なく警備の仕事をしていて、今日は夜勤明けでここに来たらしいです。
ひとりで家にいるのが侘しいのでここで暇を潰しているとも言っていた。
私も今ひとりで家にいること、友達に誘われてここに来たこと、主人のことなどを話しそしてレスになって長いことも。
何故か、久しぶりに男性と話しをしたからか、妙に興奮しているのが分かりました。
恵美子と別れて、おじさんとお店出ました。
彼は、辰巳さんと言うお名前で喫茶店に入ってその後も色々な話しをしてLINEを交換して別れました。