仕事が立て込み家でパソコンに向かって作業をしていました。
習慣でテレビをつけて流しっぱなしにしていました。
思いのほかにPCの作業がはかどり乗っていたときです、テレビからある単語が流れてきて
私は何気に画面を見ました。
すると、まさかの光景がテレビの画面に映し出されていたのです。
なんと昔そういう仲だった人妻が映っていたのです。
ある番組で農家を訪問して収穫して、という内容でした。
取材先が○○県で××市、名産品が▲▲というので何気に画面を見ながら、まさかあいつの
家じゃないよな。
ところが、そのまさかがビンゴだったのです。
髪を伸ばしてポニーテール風にして、洋服は年相応の地味なワンピースで、顔は十数年の
時間のために膨れて丸々としていましたが、あの当時の面影は残っていました。
ご丁寧に画面には名前まで出て、ああやっぱりあいつだ、と妙な感慨に襲われました。
当時は五十代前半でしたが、今は還暦を越えているはずの人妻が映し出されて
いたのです。彼女の横では息子さんがアナウンサー(レポータ?)と話しています。
ああ、こういう顔だったんだ。と親戚の子を見るようにして眺めていました。
しゃべる口元は、たしかに私のモノを咥えてくれたときとそのままで、
あまり変わりがないように見え田のも不思議な感覚です。
とれたての名産品を調理する場面では、包丁を握る手や指が大写しになり
「ああ、この手と指で握られて、石鹸で洗ってもらったり、膣に導かれたなあ」
そう思いました。
不思議な気分です。
大昔の縁があった人妻とテレビを通して再会するとは。
もっとも彼女はまさか私が見るとは思いもしてなかったのでしょうけど。