新幹線に乗り座ると、間もなく隣に一人の女性が座りました。
少しふくよかな女性、グレーっぽいスーツ姿でもわかる胸の膨らみ、何となく保険の外交の人を思わせる感じでした。
私は社命で、あるセミナー受講のための出張でした。
新幹線が動きだすと、話しかけてきたのは女性の方からでした。
『出張、かなんかですか?』
私はセミナー受講のことを話す、女性は驚いた顔をして、私も同じセミナー受けるんです、なんたる偶然か、さらに偶然が偶然を呼ぶ、宿泊するホテルも、会場から近い同じホテルだったんです。
名刺を交換、意気投合、新幹線を降りホテルまで一緒に行動、夕食も一緒に取り、またホテルに戻りました。
私達夫、42歳、一つ年下の嫁さんに小学生二人の子あり、女性は正江、45歳、五つ年上の旦那さんと、社会人と大学生の子ありの働きながらの人妻さんでした。
翌日のセミナーも一緒の行動と当然なり、それも終えて、翌日新幹線で帰るだけとなりました。
食事をまた一緒にし、ホテルに戻りました。
部屋でシャワーを浴び、出ると正江からラインが来てました。
『良かったら一緒にちょっと飲みませんか』
私はあまりお酒は飲める方じゃない、けど明日は帰るだけの気持ちから、正江の部屋を訪ねました。
正江の部屋の階には、自販機コーナーが有り、正江はそこで缶酎ハイやらビールやらを買ってました。
セミナーの話から仕事の話、やがて家庭の話、正江は多少酔ってきた様子、正江は椅子に、私はベッドに座ってましたが、正江がベッドの私の隣に座り直し、肩を寄せて来て、もしかして誘われてるんじゃないか、鈍感な私でもそう思いました。
正直な話、私は26歳で嫁さんと知り合うまで童貞、それ以降も嫁さん以外との経験は無し、女性から誘われてるっぽいって経験が無く、戸惑いました。
正江は家庭の愚痴を話しながら、私の肩に頭を傾けて来ました。
ここは地元から離れた場所、すでにホテルという密室に二人きりです。
『あの、そんな近寄られたら、俺変になりますよ』
すると正江は言いました。
『私もちょっと変になってます』
正江の肩に手を回すと、正江はただ肩を抱かれ、何の抵抗もありません。
正江の顔をこちらに向けさせると、正江はそっと目を閉じました。
やっちゃっていいんだ、そう覚悟を決めた私は、正江の唇に自らの唇を重ねました。
数回唇を重ね、ホテルの寝間着越しに胸に手をあてがい、それにも抵抗は無しでした。
ふくよかな胸は、嫁さんよりも大きくて柔らかく、寝間着の上を脱がすと、ベージュのブラ、それに収まりきれなくなってるみたいに、若干はみ出してました。
正江に抱きつくようにしながら、背中のブラのホックに手を回す、プルンと弾けるように胸があらわになると、意外なほど垂れなくて、大きめの乳首も色が抜けたようなピンクっぽい色でした。
『大きい、それに綺麗だ』
つい出た言葉でした。
恥ずかしそうな表情の正江が言いました。
『そう言ってもらえると嬉しい』
下から持ち上げるように、揉んでみました。
重量感が伝わってきました。
乳首を軽く、指先で転がすと、すぐ硬くなりました。
正江をベッドに寝かせ、私は正江に被さり、胸を寄せ上げ、乳首を口に含みました。
『あぁ~』
正江の甘い吐息みたいな声が、耳に届きました。
正江の手が私の後頭部を擦り、もっと舐めてと催促してるかのようでした。
嫁さんでは味わえない、その豊かな胸を散々堪能してから、私は手を下に忍ばせました。
ホテルの寝間着と下着、それを脱がしました。
多少無造作に生える陰毛、口で胸を舐めながら、右手で正江の密林をかき分け、性器をまさぐりました。
既に充分なくらいの潤いがあり、人差し指が簡単に中に飲み込まれて行きました。
『あふっ!』
正江の声が、若干強くなりました。
クチャクチャと音がして、それがなんとも卑猥に聞こえました。
私の愚息は、嫁さんとしてる時では有り得ないくらい、ビンビンになってました。
『あのここ、(性器)も舐めていいですか?』
正江はうんと頷きながらも、ちょっと待ってと言い、私の寝間着スエットを脱がせました。
嫁さん以外に初めて愚息を晒す恥ずかしさ、ビンビンになった愚息を見た正江は、それを優しく擦りました。
『凄いですね?私より三つ下なだけとは思えない』
自然な形で69へとなりました。
私が下、正江が上でした。
形は崩れ、色も黒い性器ですが、そこから漂う香りが甘く、興奮に更なる拍車をかけました。
それ以上に私を興奮させたのが、正江のフェラでした。
嫁さんのフェラとは違い、舌をじっくりと絡めるようなフェラに、私の愚息はイカされる寸前にまで、あっという間に追い込まれました。
このまま終わったら、正江に失礼だし情けないと思った私は、正江の下から抜け出しました。
そこで私は、重要ことを思い出しました。
コンドームがありません。
それを正江に伝えると、正江はあっさりと答えました。
『大丈夫ですよ?年も年だし、気になさらないで』
正江がさぁ来ての姿勢を取るものですから、私もそれならとなりました。
正江の足の間に割って入り、愚息を正江の性器に押し付けました。
ヌルルルッと飲み込まれて行く愚息、正江の中は非常に熱く、侵入者を包み込むような感触でした。
腰を動かすと、正江の声が強くなり、私の興奮を更に押し上げました。
フェラでイカされる寸前に追い込まれていた私は、ひたすら我慢我慢でした。
安いビジネスホテルのシングルルームを気遣ってか、正江は時より手で口を押さえたりしてました。
正江の性器内部が、激しく伸縮しているのがわかりました。
『イケそうですか?』
口を押さえながら、正江は頭を大きく頷かせました。
そこまで来たらもう、我慢の必要がなくなりました。一気に腰を振りました。
シングルルームのベッドが、ギシギシときしみました。
正江の口と手の隙間から、声が響きました。『イ、イク、イク!』
正江の中が、一気に縮まった感がありました。
『正江さん、俺も限界』
中に出してはヤバい、一瞬の判断で愚息を抜きにかかりました。
すると正江の中は、まるで抜かれてなるものかみたいな、締まると言うより掴まれたような感じになり、その抵抗を振り払うように抜き、腹部に精液を飛び散らせました。
私は心臓をバクバクさせて、汗が吹いてました。
正江は身体をビクッ、またビクッとさせてました。
私はベッドの上で正座、正江のその様子を眺めてました。
良かった、満足させれたようだ、奇妙な安堵感がありました。
正江の身体も、落ち着きを取り戻しつつありました。
『ありがとう。凄く良かった』
正江の言葉が非常に嬉しく感じました。
嫁さんとセックスして、ありがとうとか、良かったとか言われた記憶がありません。
正江はゆっくり起き上がり、腹部の精液と股間をティッシュで拭き取ってました。
私も愚息をティッシュで拭いてると、正江が言いました。
『四年ぶりでした』
私が?みたいな素振りを見せると、正江は続けました。
『こうゆうこと、いたすのが四年ぶりってことです』
私はちょっとイタズラな質問をしました。
『ご主人と?それともそれ以外の人?』
正江はニコッと笑いました。
『主人ですよ?でも』
私はまた?の仕草をしました。
『若い頃、もう十年以上前、主人以外の人と数回寝ました』
『不倫経験、有りでしたか』
正江はうんと、頷きました。
『私は初めてで、実は嫁さん以外を知らなかったんです』
正江は、え~!?みたいな、驚いた顔してました。
多少話しをして、シャワーを浴び、私は自分の部屋に戻ろうとなりました。
翌日の帰りの新幹線が、私早い時間だったからです。
部屋を出る時でした。
『○○(地元)に帰ってからも、会っていただけますか?』
私は答えました。
『その前に、明日朝起きたら、正江さんを抱きにここに来るかもしれませんよ?』
正江は笑いました。
『じゃあ鍵、かけないでおきますね』
笑う正江に言いました。
『帰ってからも、会いましょう』
正江の部屋から出ました。
翌朝、アウトする前にラインしました。
まだ寝てたか、返事きたのは、最寄り駅についてからでした。
『来るかと思って早起きしたけど、二度寝してました。次回は帰ってから』
昨年春先の話しです。
お互い、家庭に仕事があるため、そう頻繁には会えませんが、続いています。