不倫体験告白

初めて浮気をしたのはアラフォーの頃。
相手は同窓会で出会った人でした。

その後、彼とは一年近く関係が続いたのですが、段々と気持ち的な部分だけでなく、夫とのセックスそのものに嫌気がさしてきました。
そもそも、夫とは身体の相性が良くないかもしれない。もっと色んな男性を試したいと思った私は、出会い系サイトに手を出したり、仕事先で知り合った男性との誘いにも乗るようになっていきました。

セックスをしたくなったら、それらで知り合った男性達と連絡を取り、自由気ままにセックスを楽しみました。
家では母や妻としての務めをしっかりはたしながら、性欲だけは自分へのご褒美として外で満たす。そんな日々が5年ほど続きました。

ある日夫にバレてしまいました。
当時の私は学生の男の子と付き合っていました。
それまでも年下の人が多かったのですが、親子に近いほど離れた男性は初めてで、恥ずかしながら私も舞い上がっていたのでしょう。
彼が戯れに撮った行為中の動画を携帯に残してしまい、そこからバレてしまいました。
動画には、行為の最中に夫に対して侮辱的な発言をしながら感じているようなものもあり、夫の怒りはどれほどだろうかと恐ろしくなりました。

しかし、その時の夫は普段の自信に溢れ頼り甲斐のある態度とは真逆で、涙を流しながら家族の元に戻ってきてくれと哀願するのみでした。
そんな夫の姿を見ながら、気持ちがはっきりと動くのを感じました。もちろん悪い意味で。

こんな情けない男になんて絶対に抱かれたくない！
そう思った私は、口先では一度きりの過ちだったと反省しながら、その日のうちには、学生の彼に「心配かけてごめん。もう大丈夫だからまた会ってくれる？」とメールしていました。

夫として父としてどんなに素晴らしくても、顔がハンサムでスリムでも、生物としての「男」の魅力のないものには抱かれたくない。
それは女としての当然の本能ではないでしょうか？
それ以降、出会い系で探すのは、年下で、少し荒んだ生活をしている男性ばかりです。

結局、しばらくはバレないように気を遣いながらも、それまでと同様の日々が帰ってきました。
こんなおばさんでも、簡単に歳下の男の子とセックスできるんだから、本当に便利な世の中だと思います。
夫とはしばらくは義務的なセックスをしていましたが、ここ数年は更年期での体の不調を理由に断り続けています。
勿論、外では相手を変えながらも、だいたい月2、3のペースで身体を満たしています。

その時を一緒に乗り切った彼も、今は立派な社会人です。彼も忙しく、彼と会えるのは月に一回あるかどうかです。
私の心境の変化を感じ取ってくれて、セックスの最中もその前後も、私を一人の女としてリードしてくれます。

男の人にも性欲があるように、女は子を産む性です。本当に「オス」としての魅力を感じる人に抱かれることこそが、女にとっての性の悦びだと思います。