恋している彼がいる、つい先週に51歳になった主婦です。主人は平凡なサラリーマンです。
結婚して独立した息子夫婦には、今年の夏には初孫が出来る予定で祖母になってしまいます。
その恋する彼とは、昨年の秋の始まりに男女として初めて結ばれ、密かにお付き合いをしています。
私が通っている美容室の美容師の彼は、26歳の独身です。私の髪の担当をしてくれ、なぜだか話が合うようになって、息子の年齢に近い彼なのに、素敵な男性だなあ・・・と思うようになって、
いつの間にかトントン拍子で「お茶でも・・」と誘われてデートの約束が出来ていました。
お仕事でも女性に接している時間が長いせいか、彼は女心を捉えるのがとても上手な人で、私の中ではずっと年下の男性なのに、そんなことはお構いなく男性として彼を見ている自分に気づいていました。
彼のお休みは平日ですから、その時間に合わせて、お茶を飲んでいると、次の約束が自然と出来ていました。そんな時間が流れて、彼の部屋に誘われた日の午後、彼のベッドで初めて彼と肌を重ねて愛されていました。
もちろん今では私を充分に満足させてくれていますし、私もまた精一杯の愛撫で彼を愛しています。
今では彼の部屋の合鍵を持たせてくれ、作ったお料理を届けたり、作り置きをしたりしています。
そんな彼はいくつか私に求めて来たことがありました。「化粧を落とした茉美を抱きたい」と言われ、お化粧を落とした素顔で彼に抱かれることが多くなりました。最初はとても恥ずかしかったのですが、一度愛され
乱れてしまうと、もう気にしてはいられません。口紅は彼とのキスでほとんど剥ぎ取られます。
そして、次にリクエストされたのは、「少女の頃に戻って欲しい」という願いで、それは私のアンダーヘアを無くすことでした。彼の熱意に負けて、今では月に一度、美容師の彼に下のヘアまでお手入れされ、
綺麗に少女の頃に剃毛されています。もう主人との営みには期待もしていませんし、あり得ないことだと確信しているので、彼の希望に沿うのは簡単なことでした。
いつも私の手や髪に優しく触れてくれ、「綺麗だよ・・可愛いよ・・素敵だよ」なんて言葉を受けると、半分は過言だとしても嬉しくないわけがありません。
そして、先週のデートでは、彼が私の誕生日のお祝いも重ねてくれました。デニールの深いタイツに膝丈のスカートとヒールのあるローブーツで出掛け、ヒールの分だけ158センチの私が彼に近づける思いがしていました。
綺麗な細いシルバーのチェンのネックレスを、平日の郊外のモールでプレゼントしてくれました。
人の少ない平日は、フードコートもがらんとしていました。
休憩していた時に、「目を閉じて、手を出して」と彼が言いました。なんだか期待してしまった私は、彼に言われるがままに目を閉じ、右手を差し出しました。「いいよ」と言われ、その手に彼が載せたものを見ると、
一見すると紅茶のティーパックに見えました。でも・・よく見ると、それは袋に包まれたコンドームだったのです。
驚いた私は顔を赤くして、「何よ・・え?」と困惑していると、その手を上から抑えた彼は、「今日の俺、茉美を見ていると、もう我慢が出来そうにないんだ」と打ち明けたのでした。
打ち明けられても、何とも返事が出来ない私に、「誰も来ないところなら、安心でしょ?」なんて言って来たのです。テーブルの上の私の手の上から抑え込んだ彼の手は、その意志の固さを表現していました。
「え?・・どこで?」彼は微笑んでいました。私の手を取って彼は立ち上がり、私を促しました。フードコートを出て、彼の向かった先はモールの片隅にある通路の奥でした。天井からはお手洗いの案内の看板が下がっていました。
「え?」私の耳元に囁いた彼は、「トイレで」と言いました。そう言って、私の手を引いていき、気配がないことを良しとして、彼は広い個室のトイレに私を連れ込みました。
ドアの鍵を閉められると、「ここなら大丈夫だから、誰も来ないし」そう言って彼は私を抱き締め、キスして来ました。もう観念している私は彼の唇に応え、抱き返していました。
洗面台の鏡の前で、私の後ろから密着した彼は、コートを脱がせた服の上から胸をもみ、そして、右手はスカートの中に入りました。内腿を這い上がる彼の手を止める手段はなく、彼の指先は私の女の部分に届いていました。
タイツを腿まで下ろされると、「可愛いパンティだね」と言い、うなじに口を付けて来ました。そして、その指先はパンティの中に潜入すると、隠すものがほとんど何もない女の縦の亀裂の部分の内側に入り、前後になぞり、
パンティも腿まで下され、敏感な部分を指先で刺激されると、もう我慢は出来ませんでした。「あっ・・はう・・」そんな細い声が個室の中に渡ったはずです。
背後の彼に支えてもらっていないともう立っていられないほどに、私の腰と膝は笑いました。
彼は私に向き直り、肩を上から押されると、私はその場でしゃがみ、彼がジーンズから取り出した硬いものを唇の中に含んで愛していました。
やがて彼は私に渡したコンドームを受け取ると、私にかぶさせていました。そして、また私の背後に回った彼は、スカートを大きく捲りあげると、白いお尻を露わにさせ、自分の固いものの先端を私の部分にあてがいました。
先端が挿入される瞬間、「あっ」という私の声は、響いたはずです。「大きな声はだめだよ」そう忠告しながらも、彼は私の体内深くまで突き進んで来たのでした。
腰を引き寄せられると、彼の硬いものの先端が子宮の手前まで届いていることがはっきりと膣の奥で感じられました。
ゆっくりと腰を動かす彼に慣れてはいても、声の出せない状況と場所でのこんな立ちバックは初めてでしたので、かなり興奮してしまいました。
彼は腰を引き寄せ、深くまで突いてきます。口を閉じて我慢していても、どうしても声は漏れてしまいます。時折、すぐ外の通路を歩く女性の靴音がしたりすると、ドキッとしましたが、
彼はそんなことにはお構いなく、突き続け、私の体内深くに薄い皮一枚を隔てて全力で放っていました。その鼓動は、子宮の手前で私は受け止めていました。
乱れた息を肩でして、乱れた髪を彼が整えてくれ、濡れたあそこも彼が綺麗に拭き取ってくれ、パンティとタイツも戻してくれ、鏡の前でまた私を立たせた彼は背後から、「どうだった?」なんて意地悪な質問をするのでした。
火照った体に頬を染め、私は彼の言葉に、正直にはなれず首を振っていました。でも、本心では、すごく興奮して感じてしまったことは、認めるしかありませんでした。
知識として知ってはいても、こんなセックスもあるのだな、と初めて体験した私は、彼に支えられて個室を出たあの時の余韻を思い出していました。