不倫体験告白

はじめまして。
少し前にこちらのサイトを知り、何度か覗かせて頂いています。
読むたびに、私にような女性は他にもいるんだと元気をいただいています。
今夜は彼と会えませんが、旦那の方も帰りが遅いようです。
退屈なので、よかったら私の話も書かせて下さい。

私はとある地方都市に住む54歳の女性です。
地方都市とは言っても、この地方では一番大きな、人口100万人を越える大都市です。
数年前から私は、主婦業の傍ら、パートの仕事もしています。
実は、その職場の20代中盤の社員の男性と、１年近く不倫関係にあります。

きっかけは、彼が配属されて来てからしばらく経ってから開かれた、組織全体での飲み会でした。
若くハンサムな男性社員という事で、若い女の子達が騒いでいたので、私も彼の存在を知ってはいたのですが、担当業務で関わる事はほとんどなく、彼とゆっくり話をしたのは、それが初めてでした。
やがて、飲み会も終わって参加者もばらけ始めたところで、彼の方からもう少し話さないかと誘われました。
まさかそんな風に誘われるなんて夢にも思っていなかったので、本当に話がしたくて誘ってくれているのだろうと思い、２軒目へと向かいました。
その時は、その僅か数時間後に、自分の子供達と同世代の男の子に、自分がホテルで抱かれているなんて想像もしていませんでした。
ともかく、それが彼との初めての夜でした。

それから数日後、仕事の後に職場から数駅離れた街の隅の商店街で待ち合わせし、ホテルへと向かい、２回目のセックスをしました。
その頃はまだ、若い男の子に求められている事への高揚感や、夫とは違う相手に抱かれる背徳感に酔っているような心情でした。
『浮気』や『不倫』という言葉への抵抗感もあり、「次で最後にしよう」とずっと思っていました。

しかし、わずか数回の逢瀬の間に、私は自分自身の中に抑えきれない性への欲求が沸き上がっている事に気づかされました。
それは、かつて若かった頃も、ましてや、今では年に数回あるかないかの夫との義務的なセックスでも感じた事のないものでした。
彼との相性が抜群に良かったということなのでしょうか。
最初の数回は彼の誘いに乗るような関係だったのが、いつしか私の方からも「次はいつ会えるのか」と催促をするようになり、週２回程度の関係が約１年続いています。ここ数か月で言えば、むしろ私から誘っている回数の方が多いような気もします。

セックスには様々な体位があることも、彼に教わりました。
最初はあれほど恥ずかしかった騎乗位も、今では彼の上で自ら腰を振るのが大好きになっています。
一番好きな体位はバックです。最初に彼から後ろから突いてもらった時、自分でもおかしくなるんじゃないかという位の快感に襲われました。
今でもバックだけは、毎回、どちらからともなく、することになっています。
そしてフェラチオ。
最初は男性のアソコを舐めることに、強烈な抵抗感がありましたが、今では私の方からお願いして舐めているくらいです。むしろ彼のなら、時間さえ許すなら何時間でも舐めていたい…。
逆に、夫のアソコは触ることはおろか、見るのも嫌になってしまいましたが。

最初のセックスから半年程経った時、最初と同じように飲み会後に二人で抜け出して、ホテルに行った事があります。
お酒が入っていたからか、めずらしく彼の方から自分の事を話してくれました。
元々彼は年上の女性、とりわけ５０代の女性に魅力を感じていたようで、学生の頃から、バイト先や出会い系で知り合った、私と同年代の女性達と関係を持っていたそうです。
最初の夜、実年齢以上に若々しく、ともすれば少女のようなあどけない顔立ちの彼が、手慣れた様子でホテルへと誘う姿に驚いたものですが、彼は若くして私よりもずっと、百戦錬磨の人でした。

そして、そんな彼との関係は、私生活にも影響を及ぼし始めました。
かつては私も、家に帰れば夫がいて、離れて暮らす社会人の娘と大学生の息子がいる、どこにでもいる普通の妻、普通の母でした。
けれど今では、家で夫と、電話で娘や息子と話すときでさえも、彼の事が、正確には彼とのセックスが頭から離れません。
地元の金融機関で役員を務める夫は、優しくお人好しな性格が災いして、何かとストレスを抱え込むことが多いようです。
子供達もまた、人間関係や、仕事・学業などで色々な悩みがあるようです。
そして私は、家族からそんな話を聞かされている時でさえ、「この前の彼のバックは特に激しくて気持ちがよかった。次はいつしてくれるだろうか」とか、「フェラチオをする時、もっと音を立てた方が彼は喜んでくれるだろうか」といったような事ばかりが、頭の中に浮かんでは消えていきます。

妻として、母として、私は最低だと思います。
でも、私だって一人の女です。沸き上がる性への欲求は抑えきれません。
彼との関係がいつまで続けられるのか分かりません。だからこそ、今のこの時間を、一回一回のセックスを、何よりも大事にしたいんです。
妻として、母として間違っていても、女として間違っていたくはない。それが私の素直な想いです。
五十を過ぎた女がこんな事を言って、とてもお恥ずかしい限りですが…。

長々と失礼しました。読んで頂き、ありがとうございます。