私はもう少しで還暦を迎える既婚です。私の性格から不倫なんて絶対有り得ないと思っていたのですが、50歳を迎える直前に趣味サイトで出会った10歳近く離れた男性と過ちを犯してしまい、深みにはまってしまいました。心の整理をつけるために思い切って投稿します。
当時週のうち4日間をフルタイムで働いていた私でした。二人の子供は大学生と高校生で、その学費も大変なので家計を支えるために仕事をしつつ,そのサイトで同じ趣味を持つ方との交流を楽しんでおりました。そんな私のホームページに一人の男性がメッセージを送ってきたのです。それがM男さんでした。凄く紳士的であらゆる分野に造詣が深く、その文面に私は惹かれてマイフレンドになり、メールを交換。どんどん彼の人となりに惹かれていきました。彼は積極的に私へアプローチしてきました。その時の私は出会うことなど毛頭考えてもいませんでした。しかし、彼の日々のメールを楽しみにし、私への思いを素直にそして男の気持ちを出してきてくれることが段々嬉しくなり、一度ぐらい会っても良いかなと思ってしまったのです。勿論男女の関係など考えもしていませんでした。
メール交換から1ヶ月ほど経ったある晩秋の休日に、紅葉見物に二人で出掛けました。会ってみると何の変哲も無い普通のおじさんでした(笑) でも、お茶をしながら、食事を楽しみながら、そして散策しながらお話をしているうちに、何ともいえない穏やかな気持ちになり、この人となら何でも話せると思うようになったのです。最初から不思議なほど自然体で話が出来ていたのも凄いことでした。やがて、家庭のこと特に主人とのことを話し始めていました。主人とは将来別れたいとまで言ってしまったのです。そして主人が浮気していることまでもカミングアウトしたのです。その日は本当に楽しい観光の一日でした。
それから一週間後、夕方彼から連絡があり、主人も夜勤だし娘達はそれぞれで動く自由な日だったので、自宅からほど近いリゾートホテルで夕食を採ることになったのです。夜景を見ながらイタリアンに舌鼓を打ち、好きなワインを彼の話を楽しく聞きながらいつしかお替わりを何回かしてしまったのです。気持ち良く身体も心も寄った頃、彼が静かに、
「このホテルに部屋を取っているんだ。そこで二人だけになりませんか」
と誘われたのです。今でも信じられないのですが、素直に頷いてしまった私がそこにいました。彼にエスコートをされながら部屋に入り、窓際で夜景を見ながら抱き寄せられ、彼の唇が私の唇に重なり、直ぐに舌が入ってきました。直ぐ楠的で甘味なキスで、もう夢中で彼に抱きつき貪るようにキスを交わしました。ベッドに寝かされ、上着そしてワンピースを脱がされ、直ぐに下着姿になったのです。主人とでも絶対にお風呂に入ってからでないとエッチはしたことが無いのに、この時は彼がなすままで、露わになった乳房を優しく揉まれながら乳首を吸われた時全身に電流が走り声を上げてしまいました。やがて下着を取られ洗っていない大事なところを彼に晒してしまったのです。きっと「ダメ。イヤ」と言ったと思います。でも彼は匂いもあっただろうそこを唇と舌と指で愛撫してくれたのです。凄く気持ち良く、恥ずかしいですが時々していたオナニーよりも数段深い悦びが湧いてきて、恥ずかしいほど濡れながら登り詰めました。荒い息をしている私を彼はそっと抱き締めてくれました。その時彼は何も身に着けていませんでした。いつ脱いだのかも分かりませんでした。私の太ももに彼のものが当たります。大きいなと思いました。やがて彼に導かれて握りました。主人のものと比べものにならないほど大きく、固く、立派なものでした。
そしてそれが私の中に入ってきたのです。ゆっくりと力強く奥深くまで入ってきた時、今までに感じたことの無い快感が全身を襲いました。もうその後は彼がなすままでした。主人とはほとんど正常位でしたが、彼は私を四つん這いにして後から責めたり、私を上に載せて繋がったり、色々な体位でしてくれました。どれもこれも今までに無き持ち良さで、大きな声で喘ぎ、何度も登り詰めてその快感を味わいました。やがて彼が
「S美は凄く良い身体だよ。気持ち良すぎ。逝きそうだよ」
と言ってきたのです。
「大丈夫だから、そのまま逝って。欲しいから。お願い」
と彼が中で果ててくれるのを求め、両脚を彼の腰に巻き付けて彼を深く受け入れようとする私がそこにはいました。これも驚きでした。やがて熱い彼の精液が私の奥深くに入ってきました。幸せを感じました。夫の時は出せば直ぐ私の身体から離れたのに、彼は繋がったまま私を抱き締め、優しくキスをしてくれ、「S美。すごくよかったよ。S美はどうだった?嫌じゃなかった?」と言ってくれたのです。
「凄く良かったわ。こんな素敵で気持ち良いエッチは初めて。幸せ」
と応える私でした。しばらくして私の身体から離れた彼に寄り添うと、彼は私を抱き締めてくれ、彼の胸に頭を乗せて抱かれると、こんな安堵できる安らぎの場所があるんだと、涙が溢れてきました。そして、今までしたことの無い行動に私はでてしまいました。夫には接待しないこと。結婚前に経験した夫以外のたった一人の男性にもしなかったことです。精液と私のもので濡れている彼のものを口に含み、愛おしい気持ち一杯で咥えてフェラチオをする私がいました。
この素敵な夜を境にして、私は女として目覚めたのです。彼に会う前の夜にはお風呂で明日抱かれることを思いながら、アソコの周りの毛を整え、時には彼とのエッチを思って触ってしまう私がいました。彼に会うと飛びつくように縋り付き、手を繋いでランチ場所へ、そしてホテルのデイユースの時間を待ちかねて部屋に入り、チェックアウトギリギリまで彼の愛を全身に受けて、その悦びと幸せを味わう。時間の経つのを恨めしく思いながら二人でシャワー。彼は何年経ってもいつも私の身体を綺麗に洗ってくれます。時にはそのまま後ろから入れてくれながら洗ってくれました。身支度をして部屋を出る時、エレベーターの中、時にはお別れを惜しんで衆人環視の中で改札口でお別れのキスまでする私になりました。勿論家族に嘘を言って旅行にも行きました。この人と将来結婚したいとまで思う私がそこにいました。姉や友人から、綺麗になったね。若返ったねと言われて嬉しくなりました。
そんな彼とのお付き合いも3年前突然終わりを告げたのです。彼が交通事故で亡くなってしまったのです。自分に何かあったら必ずS美に連絡が来るようにするねと言ってくれていた通り、彼の親友から連絡を頂きました。もう大地が裂け奈落の底に突き落とされた気持ちでした。
3年経ってようやく彼とのことを良き思い出にして、前を向いて歩いて行こうと思うようになれました。そうしないと彼に申し訳ないです。女としてこんな素敵な5年間をくれた彼に。この時のことをここで書かせてもらって心を整理します。でも新しい出逢いはもう要りません。絶対に彼以上の男性は出てきませんもの。彼を思うと彼がくれた悦びが身体に蘇ってきます。それだけで私は満足です。男性にはこの気持ちは理解して頂けないでしょうね。でも分かって下さる女性はいると信じて投稿しました。長々と申し訳ありませんでした。