寒い・・・・・・
思わず蒲団の中の足を掴む。
寒い。
隣に寝ている夫は、すやすやと熟睡中。
若ければ、夫の蒲団に「温めてーー」と入っていったろうに。
今日のいや昨日のあの人の手のぬくもりを思い出す。
あの人のてのひらが、私の全身くまなく、擦ってくれ揉んでくれ、最後にあそこを大事に大事愛撫してくれた。
「あぅぅぅぅぅ」
思い出すと、つい声が出る。
お乳が揉まれ、乳首が引き抜かれるくらいに吸われ・・・・。
「あぁぁぁぁぁ」
隣の夫に聞かれないように、手のひらを口に当てる。
もうこんな甘美なこと。
「ふぅぅぅぅぅ」
自然にか、自分の手がパジャマの上から、あそこを押さえてしまう。
パジャマの上から指を・・・・・・。
あっ 漏れそう、あそこの中がプチュッと音が・・・・。
トイレに立つ、時計は3時過ぎをさしている。
またあの人に逢えるだろうか。
またあの人の暖かい、情熱を受け入れたい。