まりこ45歳、地方公務員をしています。
先日、出張で上京した時の電車の中で中年の男性に声をかけられました。
その男性は15年くらい前、中央からの出向で来ていて、お互いに家庭のある身ながらお付き合いをしていました。
その彼とは、その彼が出向期間を終えて中央に戻る時に終わったのですが、それでも私は彼のことをしばらくは忘れることができませんでしたが、忘れないといけないと思い、あれから月日も経って記憶の片隅に追いやっていた男性でした。
「お久しぶりです」と声をかけられ、私もつい「ご無沙汰をしています」と返事をしてしまいました。
それから互いの近況など世間話をした後、彼から「今日はお泊りですか?お時間があるならお食事でも」と言われ、私は「はい」と答えると「携帯の番号は変わってませんので」と言い、彼は自分の席に戻りました。
私は仕事が終わって、彼に電話をしようか迷いました。
でも、1人で東京の夜を過ごすのは寂しく、男性に電話をしてしまいました。
男性はすぐに電話に出て、「まりこも番号は変わってないんだね。まりこからかかってこないのかもと思ってた」と電話ではあの頃のように話てきました。「どこのホテル?」と聞いてきたので、私は泊っているホテルを伝えると「近くにいる。今から行ってもいいかな?」と言うので、私は「はい」と答えて電話を切りました。
私は軽くシャワーを浴びて、下着はまさかこんなことがあるとは思っていなかったので、普通のおばさん下着しかないことを悔やみましたが、それは私の勝手な期待です。
それから20分くらい過ぎたでしょうか?化粧を直していると、彼からまた着信があり、ホテルの前で待っているとのことでした。
私はスーツを着てホテルを出ると、彼は私の腰に手を回して歩き出しました。
あの頃はこんな風に体を寄せ合って歩いたことはなかったので、私は彼の腕に抱きつくようにして歩きました。
彼とちょっと洒落た洋風居酒屋に入り、そこで思い出話をしながらお酒をいただき、酔ってくると彼が私の頬に手をあて「まりこは相変わらずきれいだ」と耳元で囁かれ、私は彼の声だけで女の部分が湿ってきてしまいました。
そして彼は、出ようか、と言って会計を済ませると、また私は彼の腕にしがみつき、彼も私の腰を抱いて歩き出しました。
私の泊っているホテルの前に来きたので、私は「シングルだし、それに宿泊者以外の人が入ると」と言うと、「俺も宿泊者だよ」と言ってフロントでチェックインの手続きをはじめました。
彼は居酒屋でトイレに行った時に予約をしたようで、こういうマメなところもあの頃のままです。
そのまま彼は私の部屋に来て、部屋に入ると私をギュッと抱きしめキスをしてきました。