職場で好きになった男性とのお付き合いの仕方や、将来の不安等があります。
私は、家庭を犠牲にしながらも職場では、出先ですけど40代後半で一応トップの椅子をいただいております。
家は主人が地元の公務員で出世欲もなく有休を毎年すべて使い切るマイペースな人と反抗期の一人息子との三人家族で頑張っています。
子供が小さいころから、育児や教育などはほとんど主人任せですし、主人も家事や子供の世話を喜んでやってくれていますので正直助かっています。
私の仕事は、のんきな主人の仕事とは違って、早朝から管理職ですから深夜まで仕事人生の生活ですし、時には土日祭日も出勤状態です。
ですから、私は家族といる時間より、社員と過ごす時間のほうが長いのと、職場では上司がいませんので、当然のように家より職場のほうが落ち着けるような気持ちです。
家は加齢臭とタバコの臭いがしみ込んでいる愛情を感じない主人と、私と全く口をきかない主人そっくりの将来間違いなくハゲになる息子がおりまして、もう少し掃除ぐらいしてくれたらと思っています。
私はこのような環境で、管理職として不安とイライラ感が一杯のときに職場を見渡していたら、能力はそれほどでもないのですが、「お早うございます!」と出勤してきたときに必ず大きな声で頑張っている私より一回りしたの34歳になるT君に自然と目が行くようになりました。
彼は何年か前に職場恋愛していましたが、少しトラブったようで彼女が都合により辞職していきました。
私は、プライバシーに気を付けながら話をして彼が続けて辞めないようにお話しをした。
彼はそれから少しずつ元気を取り戻して、再び職場一の元気のいい社員として働いてくれるようになりました。
その後は、職場の飲み会のたびに私と彼はお決まりのカラオケにはいかなくて、彼の行きつけで飲んで帰っていました。
ある時、彼と二人で飲んでいたら、私のことを「素晴らしく魅力的な女性です。上司ではなく飲み屋でバッタリ会ったら絶対に声かけます。」と言ったので「あなた今日は悪酔いしてるわね。」と言って帰りましたが、家に帰ってベッドの中でも彼の言葉が私の心に響いていました。
それから、私は彼と飲むときは服をどれにしようかといつも考えていましたし、彼の誕生日には舶来のネクタイをプレゼントするようになっていました。
それでも、彼からアプローチがないので、我慢できずに私から「私が嫌いなの。」と聞きましたら、私に主人がいるということと上司だからこれ以上の交際はしないほうがという返事でした。
それからは、彼は飲み会は一次会で帰り私は仕方なく、みんなとカラオケに行くようになっていました。
職場では、彼が後ろから肩や背中を軽く叩いてきたりしますので、振り向くとにこっと笑って爽やかなオーデコロンの香りを残してすれ違っていきます。
私は、もう彼のとりこになっています。今日も「お早うございます。」という彼の声を待っている自分がいます。
彼とは、彼がめずらしく酔っ払っているときに帰り道で手を取り合って彼が強く私を抱きしめて軽くキスをしたことぐらいです。
私が彼のお口の中に舌を入れようとしたらダメと言われました。「どうして」と聞くと「これ以上のことをしたら、お互いがダメになる」とロレツのまわらない言葉で言い放ちました。
彼はどこまで素敵な男性だろうと改めて思いました。
また何時か、彼と上下抜きでゆっくりと美味しいお酒を飲みたと思っています。