男のいる女性を奪ったことがあります。
菊川怜を少し色っぽくしたような容姿で、彼女の茶髪が光に当たると、実にキレイなものでした。
まあ、それはともかく、当時のことを振り返ると、やはり冷静ではありませんでした。確実に、仕事やブライベートに悪影響が出ていました。彼女の存在自体が私の生活の中心になっていましたが、それは良い意味ではありません。
男のいる女性ですから、しあわせのゴールというものが期待出来ないシチュエーションの為、むなしい気持ちが強くなってきていました。彼女とホテルで密会する際はもちろん楽しかったのですが、ある日、その楽しさを空しさが上回った感覚を覚えました。
まあ、結果的にそれが良かったのかもしれませんが。
変な表現ですが、他の男の女に手を出すことは、またそういう妄想にふけることは、麻薬みたいなものかもしれません。よろしくないこととわかっちゃいるけど、止められない。
まあ、願望だけで済ませられるよう、頑張りましょう。他人の生身のオンナがいい、という人は自己責任で。