転勤して半年。前の職場の上司「小林」(独身女51)から電話がきた。
「ごりくん、そっちに出張することになったから少しつきあってね。」
どうやら地元の海産物目当てで無理やり出張くんだらしい。
当日、観光客にしか見えない小林さん。
電話で済ませられるような内容の打ち合わせをあっという間に終えると、しきりにアイコンタクトしてくる。
気付いた上司がお決まりコース案内するように任務をくれた。
お決まりコースとは、本社などから出張できた人を、観光地など案内してあげるコースです。
「なんか、二人きりで観光地まわると、不倫旅行みたいだね」
そんなことを言うので、何にも思ってなかったのに、ただのおばさんの元上司の小林さんを女として感じてしまった。
車の中は小林さんの香水のいい香りがする、既に半だちだ。
その後、いろいろ名所をまわるたびに、二人は本当に不倫旅行のように近づいていった。
しかし、私は妻子がいる。半だちをおさえて一線を越えてはならないとこらえていた。
この時期は暗くなるのが早い。
最後は夜景の綺麗な高原の駐車場。
「ねえ、今日、運転してくれたお礼にマッサージしてあげるよ」
と、馴れた手つきで、ワンボックスの二列目三列目をフルフラットにする小林さん
お言葉に甘えてうつ伏せになった。
正直、この時点で誘われてると確信した。
馬乗りになってマッサージ。小林さんの股が暖かい。
そして、明らかに擦り付けているような腰つき。
しばらくすると
「ごりくん、嫌われるかもしれないけど、がまんできないから言うね」
「なんですか、嫌いにならないですよ」
キタキタ!
「私、なんか、ズボンびちょびちょになっちゃったの。どうしてかな。」