不倫体験告白

今日、付き合って１２年になる彼女の葬儀に参列しました。
受付でカードに住所や名前を書かないといけないので偽名で書いてきました。
まだ５６才という若さです・・・。
彼女が４０才過ぎたころ出会いました。ご主人は地元で有名なお仕事をされていて、お子様は優秀、彼女は大きなお子様がいるとは思えないくらい美人でした。
健康サークルで出会い、最初は話し相手くらいに思っていましたが、サークルの忘年会で盛り上がって深夜まで飲んだのが二人の始まりのようでした。
メールをやり取りするようになり、家庭の悩みとか気楽に交わすようになっていき、サークルで会うのが本当に楽しみになりました。
やがて私から、サークル以外でも会いたいとメールしまいたら、「私も会いたい」という内容のメールが来ましたので、二人っきりでデートを重ねていくうちにどちらからともなく抱き合ってキスをしました。
ドライブしながら車の中でデートをしていましたが、キスだけでは我慢できなくなり、ホテルにいこうと誘いましたが、彼女が硬く拒んだので体を触るだけという約束でデートをしていました。
どうして美人で裕福で幸せな家庭にありながら、９歳も年下の私と不倫のようなことをするのか不思議に思っていたので、ある時それとなく聞いたことがありました。
彼女は若いとき好きな人がいたようですが、親から今のご主人と結婚するよう決められたようです。そして、ご主人は外面は良いそうですが家庭では亭主関白で、女性関係も多く眠れない日々が続いていたころに私と出会ったそうです。
二人だけのデートを初めて半年ぐらいして、彼女も了解してくれてホテルに行きました。
一度関係を持ったら、彼女の方が積極的で驚きました。
私は、彼女に夢中になりすぎて、見合いや他の女性の誘いも断り続けて今でも独身です。
周囲にはドキドキしながらのお付き合いでしたが、楽しい日々でした。
私が、彼女を強く愛しすぎて胸と首筋にキスマークを付けてしまった時、彼女はそれを確認せず帰ったとき家族に凄く問い詰められたそうです。
セックスが終わってしばらく休憩している時に、彼女の背中をマッサージしていましたが、やがてそれが痛みに変わり病院に診ていただいたら癌でかなり進行しているといわれたそうです。
彼女から、近々入院するので会ってほしいとメールがありましたので、会って最後の関係をもち泣いて別れました。
いまでも彼女を心から愛しています。今日のご主人の挨拶はどちらかというと事務的でした。彼女がかわいそうです。
心からご冥福をお祈りします。