会社での飲み会があったその夜…
俺は前日の夜勤ですでにグロッキーで、酒を一滴も飲まなかったんだ。
そこで同僚のA B Cの3人を家まで送る事になったんだ。
まぁ~AとBは、そのまま家まで無事送り届けたんだけど…。飲み会からの家路が遠いCを送ってる最中に…もうどうしょうもないくらいの眠気が襲ってきて…
『ちょっと悪いけど…コンビニ駐車場で1時間だけ寝かせて。』
って頼んだんだよ。
彼女は笑顔で了承してくれて…俺はその言葉に甘えて寝かせてもらった。
…で、俺って物凄く寝相が悪くて…、寝ぼけるらしいんだよ(家内談)
寝つきは最高にいいんだけどな。
そして…このCは、4つ年下のショートヘヤで…目がクリッとしてて…なんとなく松下奈央に似てる感じの子だった…。実はこのCは、俺に好感を持ってるらしい。…って話は、男後輩から聞いてた。もっとも…俺が結婚してたんで、C本人から直接は言われてないし…
俺もガツガツ行くタイプじゃないから…後輩同僚としての扱いしかしてなかったんだ。
俺も寝つきがいい事と、前日の仕事の疲れですぐに寝てしまった…。
そして…
一時間くらい過ぎた時かな…。
普段から嗅いでる匂いじゃない事に気づく。
俺は寝ぼけてて…彼女を抱き締めていた…。
俺の顔は、彼女の肩にあり…両手は二の腕と背中にあった…。
俺は、あわてて起き上がり…
俺『ゴメン!寝ぼけてた!!』
俺はその罪をしらばくれるように車を発信させようとしたら…
彼女が俺の左手を掴んで
C「ダメですよ…」と。
俺は、やっべぇ~!怒ってる!!…って思ったんだよ。
彼女は少し乱れた服装を直しながら…
C「もうちょっと、そのままでよかったんですよ。」と。
君は菩薩様か!
その大きな瞳は少し潤んでいて…物欲しそうに俺を見ていた…。
俺は、その場で唇を重なりあわせて…。
ネオンのひかるホテルへと向かった。
それから、何度か色々あったけど、Cも結婚して…俺も出席したんだけど…。
Cの友人でこの事を知ってる人間がおって、旦那にバラしたらどうしよう…。なんて事を考えていました。