私は現在五十四才の主婦で、主人は五十七才、二人の子供はすでに独立、主人と二人暮らししています。
ちょっとだけ私の性的経歴を記します。
私が二十才のとき、高校の同窓会にて主人と知り合い、付き合うようになりました。
私にとって初めての男性、それは主人でした。
交際中、主人の浮気が発覚、一度別れました。
その後、私は別な男性と少し付き合いましたが、主人がやり直したいときて、迷った挙げ句、付き合っていた男性とは別れ、主人との交際を復活させ、私二十三才のとき結婚、以降主人一筋でした。
出産子育てで一杯一杯だった私、確かに主人を構わなかった私にも非がありますが、主人一度目の浮気発覚、そのときは私にも非があると考えたので和解しました。
二人目出産子育てのとき、同じミスはしないようにしていたにも関わらず、主人二度目の浮気発覚。
流石にちょっと許せなく思い、離婚も考えましたが、主人の必死の謝罪に折れる形で和解しました。
それ以降は比較的、円満な夫婦生活を送ってきました。
子供達も大きくなり、私も五十になってすぐ、趣味の合唱クラブで知り合った、私より八才年下のバツイチ男性から、関係を持ちかけられました。
この年になって恥ずかしいながら、心ときめきました。
付き合いたいけど主人がいる、私がとった行動は、主人に全てを話すことから始めました。
ある男性から交際を求められた、アナタには浮気の過去がある、でも私はアナタを許し、アナタは私の時間と心、身体を自由に使ってきた、アナタが許すのなら、これから少しだけ、私の自由を取り戻したい、そう話しました。
主人が許すはずないと思ってました。
しかし意外なことに主人は、若いとき好き勝手やっていた俺だから、お前にも多少の自由好き勝手をするなとは言わない、と。
その頃、主人との性生活は年数回、でも半分は主人、中途半端で終わるというものでした。
でも欲求不満とかはなく、お互い重ねた年だからねと思っていました。
八才年下の男性との付き合いが始まりました。
甘美な世界へ私を毎回導いてくれます。
主人はいつ会ってきたとか、干渉を全くしません。
だから私は主人に優しい態度で接するように心がけました。
すると半分は中途半端で終わるものが、きちんと最後まで出来るように戻ってきました。
主人、たまに彼と会ってるか?と聞きますが、私はうんとだけ答えると、主人はそれ以上言いません。
凄く充実しています。