車の中は静まり返っていた。奥さんもあれ以来、黙りこくったままだ。しばらく二人無言のまま車を走らせていると、さっき奥さんを降ろそうとした地下鉄の明かりが見えてきた。もう時間は10時を回っていた。「もうすぐ着きますよ。」「はい。でもいいんですか?こんな…あの…主人には…」「もちろんですよ。話したりしません。だいいちあなたの旦那さんが誰かもしりません。」「そうですか。なんか申し訳ありませんでした。突然車に乗り込んできて、助けて頂いて。」「いえ、いいんですよ。こちらこそ、すいません。さっきのことは忘れてください。」(忘れて…はっ忘れてって、いいのか?それで…ここで何もしなかったら、僕はもうこれから、こんなことは二度と出来ないかもしれない…しかもこんないい女と…)「じゃっ、ほんとにありがとうございました。」そう言いながら奥さんは助手席のドアを開けようとした…ほんとに無意識だった。ほんの一瞬魔がさしただけなんだ。僕は思わぬ行動に出ていた。出ていこうとする奥さんの手を引っ張り、助手席の背もたれを瞬間的に倒し、奥さんを押し倒して、その上に覆いかぶさっていた。「いやぁ~!何するんですか!人が見てるから、やめてぇ~!」「うるせぇ~っ!おとなしくしろ!旦那にばらすぞ!このあまぁ~!」その瞬間奥さんの体が、びくっとし、硬直し、唇がガタガタ震えていた。僕はむさぼりつくように奥さんの豊満な胸に顔を押しつけ埋め、しわくちゃの白いシャツを、ボタンが外れる勢いではぎ取った。「ひぃ~っ」怯える奥さんの顔が、今度は僕を余計奮い立たせた。シャツをびりびりはぎ取ると、あらわになった白いブラジャーも一気にはぎ取った。「いやぁ~!」奥さんは必死に両手であらわになった胸を隠そうとしたが、すかさず奥さんの両手をはがいじめにした。僕の目の前にあるのは、両手を頭の上に捕まえられている格好なのに、それでもなおかつ山のように盛り上がり、その中央には小さめでピンクというより肌色に近い乳首が丸見えだった。肌が白いせいか血管の青さが浮き出て、それが又いやらしさを倍増していた。