私が彼と待ち合わせるのはインター近くの交差点だ。
約束の時間に5分と遅れずにやってくる彼。そんなところが大好きだ。*^_^*
さっと車に乗り込んでインターの入り口に向かう。
高速道路で移動する方が、安全だし時間の節約になると彼は言う。
彼の触り方が、いつの間にか優しさから遠ざかる。
私を感じさせようと執拗に撫で始める。彼の手が太股に伸びる。
かたく閉じた太股を割るように手を滑り込ませると、すでにしっとりと
汗をかき始めた肌を掃くように撫でる。撫でながら私を見つめると
「こういうのもいいだろう?」と言う。
彼の指がパンティの縁から中へ忍び込むと、私は体を浮かせて
少し体をシートの前に滑らせる。恥ずかしいくらいに濡れてる。
大胆にも彼はそのまま指を差し入れてくる。すでに私の性感帯を
よく知ってる彼だ。膣の中で指の位置を変え、私が喘ぐまで愛撫を止めない。
ホテルに着く前に上りつめてしまいそうだ...
優しさが情熱に変わるような口づけをして彼を味わいたい。
私を包み込むように、そして征服するような彼の唇が欲しい。
背中から抱きしめられ、うなじに唇を感じると体が震える。
彼は息を吹きかけながら舌を耳に差し入れてくる。
腕がしっかりと私の腰を抱いている。前に回した彼の手に
自分の手を重ねる。温かい...
彼の手が私の体を下から上に撫で上げる。優しい快感だ。
手のひらが小さな私の胸を包み、わずかに揉みしだく。
服の上から乳首を探り当てつまもうとする...
少し痛いくらいの方が快感だ。彼は痛くないかと気遣いながら
さらに力を入れてくる。
「痛いけど感じるの... 」
服が邪魔でしかたない。もどかしく脱ぎ捨てて肌と肌を密着させた。
やっと彼に辿り着いたような気がした。
私と彼はいつも一緒にお風呂に入る。
この間は、私の前に彼が背中を向けて座ったので、私は太股で
彼を挟むように抱きかかえた。彼のうなじに唇を這わせながら
手はお湯の中ですでに大きくなった彼の・・・を握る。
お湯からわずかに出た私の足のピンクのペディキュアがやけに目立つ...
彼が何か言ってる。
「出ようか... ベッドへいこう。」
彼が先にバスルームを出ると、私にバスタオルを投げてくれた。
甘く長い時間が始まる...
彼は愛し方も優しい...
私の全身から快感を引き出そうとする。
ワインの残る唇で触れられた肌が熱く火照り出す。
私の足の指を口に含んで噛む彼。
「ちょっと痛いけど我慢しろ。」
確かにちょっぴり痛い... けど、傷つけるほどには噛まない彼。
こんな快感は知らなかった。彼は私の知らない愛し方で
どんどん私を淫らな女に変えていく。
太股の内側も、背中も溝も... 彼が触ればたちまち彼を求めて反応する。
私の腕が彼を引き寄せ自分の体に重ねたがる。
でも、彼はまだ入ってこない。
私の一番感じやすい、そして、一番敏感なところに顔を寄せ、
熱い息をかけ始めた... あぁぁ...
彼は裸で私を抱きしめてるとき、いつも耳元で何かささやく...
「俺だけの女になれ。」
「もっと感じて声を出せよ。」
ささやきながら唇を重ねてくる。
耳に息を吹きかけ舌を入れてくる。そのまま舌を首筋から乳首へと這わせる。
痛くないかと聞きながら乳首を軽く噛まれると、鋭い快感に思わず声が出る。
快感は乳房から子宮へ伝わり、一つになるときのために熱く潤う。
まだ指で触れられてもいないのに、濡れて彼の感触を待っている...
もっと触れて... もっと噛んで... もっともっとと体が悶えて彼に訴える。
私もいつの間にか彼の背中を指でなぞり、唇を求めて弓なりにのけ反る。
いつまでも続けていたい... でも早く満たされたい。
彼は私を焦らして悦んでいるようだ。お願い、早く...
焦らしに焦らした彼が、ついに体を重ねてくる。
私はこの瞬間が好きだ。
やっと彼が入ってくるいとう嬉しさ。快感の期待に濡れた秘部に
彼自身が触れると、無意識に体がビクンと震える。
そして、彼がゆっくりと私の中に入ってくる。例えようもない充足感。
安堵感... やっとという思いが長いため息に変わる。
彼が私の中に入ってくると、愛撫とは比べものにならない
強烈な快感が全身を貫く。そんなとき、女だったら誰でも
満足の深いため息をつくだろう。あぁぁ...
私は彼に動かずにいるようにお願いする。彼を膣で包み込み
締め付けて彼のペニスの存在を確かめたい。私の中にいる彼。
今、確かに彼と一つになっているという満足感。
満たされた満足を味わう間もなく、熱く激しい快感が体を駆け抜ける。
彼と一つになりながら、あまりの快感に体がくねり揺れる。
彼が動かなくても、次々と快感の波が襲ってくる。
いよいよ我慢できなくなって彼が動き出す。
ゆっくりと腰を回転させる。クリトリスも一緒に刺激されて
たちまち上りつめたくなる。もう少し我慢しよう。
耐えれば耐えるほどエクスタシーが激しくなる。
耐えきれなくなるまで自分を追いつめる...
ダメ... いきそう。でも、まだいかない。
もっと彼に愛して欲しい。彼を包み込んで締め付けると、さらなる快感が
私を襲う。もっと奥にきて...
彼は腰の回転を止め、腰を押しつけてさらに深く入ってくる。
ペニスの先端が子宮に当たり、思わずからだがのけ反る。
この快感がたまらない。ここに私の性感帯があるのを彼はよく知ってる。
深く腰を沈めたまま、またゆっくりと動き出す。激しさはいらない。
この果てしなく続く強い快感に、体の奥から熱く燃え上がる私。
喉の奥から自分の声とも思えぬ動物的な叫び声が上がる。
うぅぅぅ... もっと、もっと責めて。
耳元では、彼がもっと声を出せとささやく...
自分の声とは思えないような声が、荒々しい息と共に吐き出される。
あぁぁぁ... 彼は私の顔を見つめているようだ。恥ずかしげもなく
顔をゆがめて彼にすがりつく私がここにいる。
もういきたい。上りつめてこの快感を全部開放したい...
「いくぅ... 」
その瞬間、エクスタシーが私を飲み込んだ。