私の妻は今年の始め頃から、妻の幼なじみの友人の紹介で、某乳酸菌飲料会社のセールスレディーを始めました。
子供達も大きくなり、子育ても一段落した事から少しだけ外で働きたいとの理由で、私もこころよく了承しました。
しかし、始めたばかりの頃は私の晩酌中に決まって愚痴ってばかりで仕事が大変だ、大変だと今日有った出来事をねほりはほり私に話しかけてくるので、正直始めの頃は良かった(妻も仕事を始めたばかりなので、色々大変なんだろうなぁーとあまんじて聞く様にしていたし、話している内容はともあれイキイキしているようにもみえたので。)やれ、営業所の上司から個別にお宅を回って新規開拓して数字を上げろと言われてて大変だの…。訪問先のお宅の家族がへんだとか…。そんな中、この夏頃からある特定の老夫婦のお宅への配達の話しが極端に増えた様な気がしていた、妻の話しによるとそのお宅は家族で自営業をされており、ごひいきにしてもらっているそうで、そこにはバツイチで出戻りの40代の息子さんがいて、優しい老夫婦の息子さんとは思えない程、口の悪い息子さんの様で妻もセールス上話しをするらしいのですが、老夫婦だけなら他愛もないない会話ですむらしいのですが、たまたま老夫婦が不在の場合はその息子さんとセールストークをしなければならないらしく、そんな日は決まって、夜、愚痴っぽく話します、目付きが嫌らしいだの、旦那とうまくいってるかとか聞かれてムカついただのみたいな話しを聞かされた。私も始めに話しを聞いた時にはなんと下世話な客だと思って聞いていて、妻に「そんな客もいるのか?最低な奴だな!だから嫁に逃げられるんだよ!」と妻に同調して聞いていました。
しかし、そんなある時に彼から「女を紹介してくれたら、近くの自営業仲間のお宅にもあんたの口利きをしてやってもいいが、いい女はいないか?」と話しを持ちかけられたらしく、少し考えているような話しを私にしてきました。私は「気を付けろよ、そんな奴に女友達を紹介したら、友達無くすぞ。」と伝えました。本音は数字を少しでも挙げたい妻は私の忠告とはうらはらになにやら考えているようでした。さしあたってその様な女友達はいるようには思えませんでした(妻もいい歳ですし、回りもほとんどが既婚者ばかりですから)ので。