五十路を迎える妻、精力が著しく低下した私。
言葉では、セックスには興味が無くなったから、と言う妻だが‥思い詰めた結果、妻に他の男性に抱かれて欲しい‥そして行為を覗きたいと告白した。
最初は軽蔑したような視線を送る妻。
無理か?と諦めかけた頃に妻が、本気で言ってるの?と問い掛けて来た。
妻が、その気に成って来た事には、かなりの嫉妬を感じながらも私は、本気だから‥と答える。
それから何日か後に妻が、貴方がそう思うんだったら一度きりなら‥と言い出す。
あるサイトを利用して相手探しが始まったが、やはりサイトの男性は恐い‥と消極的に成ってしまう。
確かに私としてもサイトで相手を選ぶには不安があった。
そんな、ある日に妻から男性の話を切り出して来た。
その相手は私達の子供より若い二十歳の大学生だった。
動揺する気持ちを抑え妻に相手の事を聞くと、時々にスポーツジムで一緒になる大学生との事。
妻が自分で選んだ相手を否定する理由も見当たらず私は承諾した。
いよいよ、その日が訪れる三人が初めて揃った所で三人三様に緊張が高まり息苦しい雰囲気。
最初に私から口火を切った。
リビングの隣の和室に敷かれた一組の布団‥緊張がピークに達した時に妻が重苦しそうに口を開き、私に見られるのは、やはり恥ずかしいと言い出す。
ここに到って後にも退けず、私は襖を閉める事を了解した。
緊張した面持ちで妻と大学生の彼は和室に入り妻は後ろ手で襖を閉めた。