どれ位の時間が経過したのかはわからない。気がつくと頭に枕が添えられ身体には
毛布がかけられていた。何だ、私は夢でも見ていたのか?妻と闇金オヤジとの狂乱の
交わりは幻覚だったのか?夢であって欲しい、テレビドラマかアダルトビデオの1場面で
あって欲しい!私は祷りにも似た思いで起き上がろうとした。フラフラとまた眩暈が
おそった。駄目だ、夢なんかじゃない、あれは現実だったんだ。オヤジと妻の強烈な
馬鍬リを直視して極度の緊張、興奮で意識を失ったのだ。ああ、神様・・・
私は妻の姿を求めて部屋を這い出た。辺りが暗くなっていることから時刻はもう夜半で
あることが推測できた。風呂場から水音が響いてきた。何とか立ち上がった私は風呂場へ
とゆっくり歩いた。昼間、妻がオヤジに抱かれた場面、というよりも現実が頭を過ぎった。
脱衣場には昼間散乱していたオヤジの衣類は無かった。脱衣籠に妻の衣類が入っていた。
シャワーの音が辺りに響く。どうやら妻が使っている様だ。
そうか、月末の支払いは終わったのか・・・高い利子だな・・・
私はそっと風呂場のドアを開けた。一瞬驚いた妻の顔が目に飛び込んできた。が、すぐに
私に背を向け黙ってシャワーを使い身体の隅々までゆっくりとお湯を這わせていた。
湯煙の中に立つ妻の後姿は正に妖艶そのものだった。私は自分のイチモツに血が充填していく
のがわかった。やがて妻はシャワーの蛇口を閉め静かに振り返った。妻の身体全体から
滴り落ちる水滴、それをタオルで拭おうともせず妻は言った。
「大丈夫なの?・・・あんなとこで寝てたなんて・・・あなた、私とあの人のSEX、全部
見てたの?」
私のイチモツにはもう十二分に妻に対する猛烈な愛情、嫉妬、言葉にならない想いが充填
されはちきれんばかりに勃起していた。私は構わず風呂場に入り濡れたままの妻を抱き寄せた。
「おお、オマエ、オマエ、ああ・・・・・」
狂おしいばかりに妻の唇に吸い付き舌を妻の口膣深く差し入れかき回した。
妻が舌を絡ませてくる。さんざんオヤジに吸われオヤジの痰まじり唾液まで飲み込んだ舌だ。
妻とオヤジの激しいディープキスの様が脳裏をかすめ私は執拗なまでに妻の唇を貪った。
妻の豊かな乳房をもみしだき股間に手をやり膣内に指を入れた。
「んんんんん!!!く!!!」
激しく身をよじる妻。私に口を塞がれたまま苦悶の表情ながら私に抱きついてきた。
私はいっきに自分のいきり立ったイチモツを前から突き刺した。
???私は一種の違和感を覚えた。妻の膣内のシマリではなく妻の反応に・・・
「・・・ン・・んん・・・・・・・・・ああ・・・・・・・・・んんあ・・・・」
演技ともとれる微弱な喘ぎ。昼間、オヤジとの濃厚な絡みの時の反応と明らかに違う。
私は尚一層深く挿入し腰を降った。
「・・・・・ああ・・ウ・・・・・んんんん・・・・・あ・・・・・・・・」
何だ、一体どうしたというんだ!?あれほど強烈にエビゾリ狂おしく腰を振っていた妻が・・・
私は限界にきていた、が一緒にイきたい、妻と一緒に・・・なのに妻は・・・・
そう思うが思わぬうちに私は唸り激しく吐精した。
「おおおおおお!!・・・・・ウうう!!!!!!・・・・・・・」
「・・・・・・・」
妻の膣内でしばらく脈打っていた私のイチモツはその張りを失っていった。
私は猛烈な虚しさに襲われた。