私「実はなぁ、その後新ちゃんは、お前の乗っていた車の後をつけたんだって。」
私はそう言うと風呂場へと向かった。
妻は私の後ろで身を固くしていたに違いない。
(前回まで)
妻は、私が風呂に入っている間に、長谷川と連絡を取り私が喋った事を詳細に話し
たに違いない。
二人ともアセッタ事だろう。ザマァミロだ。
風呂から上がると、驚いたことに妻の方から声をかけてきた。
妻「さっきの話だけど、アレって本当のことなの?」
私「さっきの話って、新ちゃんがお前を見たってこと・・」
私はわざとトボケタ感じで聞き返した。
たぶん妻は長谷川に何か入れ知恵されたに違いない。ようし、話に乗ってやろうじゃないか。
妻「そうよ。さっきの続きだけど、その助手席の女ってもちろん私じゃないけど、
何か面白そうだから、もっと聞かせてよ。」
妻は先程の緊張感が嘘のように、ペラペラと喋っている。男の力(影響)とはスゴイものである。
私「新ちゃんがお前らしき女が乗っている車の後をつけたって所まで話たよな。」
妻「そうそう。そのあと・・」
私「・・・!。その後は何もないよ。」
妻「エッ。だけどあとをつけたって言ったじゃないの!。・・・たとえばラブホテルに行ったとか、誰も居ない公園に行ったとか・・・」
私「ゲッ!なになに、お前は真昼間からラブホなんかに行ったのか?」
妻「なに馬鹿なこと言ってるの。私じゃないって言ってるでしょ。ただ、さっきの話だと、女のオッパイさわったりして、いいムードじゃない。そのまま別れたとは思えないわ。」
私「そうか。う~ん。でもな、新ちゃんの話によると、後をつけたけどすぐに見失ったそうだ。・・・。でも、その女は絶対に奥さん(妻)だって言ってたゼ。」
私はボロが出ないうちに、この話を終わらせ、次の作戦に出ようとしたのだが、
妻の口から出た次の一言で、「ウッ」となってしまった。
妻「あなた、私も今度その居酒屋へ連れてってよ。新ちゃんという人に会って、もっとお話を聞きたいわ。それに、その女が私じゃないって事をわからせてあげるから。」
私「・・・。わかったよ。今度一緒に行こう。でも、新ちゃんに会えるかわからないゾ。なにしろ、連絡がとれないから」
私は適当にごまかしたが、一体、妻のこの余裕はどこから来るのだろう。
これもきっと、長谷川からの指示の筈だ。さてさて、この二人はこれからどういう行動に出るのだろうか。顔の見えない長谷川という男の存在感が私の中で急速にふくらんできた。
私「そうだ。俺が風呂に入っているとき、お前は誰と電話で話していたんだ?」
妻「電話なんか誰ともしてないわ。」
私「嘘をつくなよ。・・・。それじゃお前の携帯を見せてみろ!」
妻「あなた何言ってるの。ふざけないで!。・・・。でもいいわ、見せてあげる」
妻は私の行動を予期していたかのように、平然と携帯を私に渡した。
私は彼女の携帯を調べた。
私「なんだ、送信履歴も受信履歴も両方削除されてあるじゃないか。」
妻「エッ。だって私、滅多に携帯なんか使わないから自然にクリアーされちゃったんじゃないの」
訳のわからない事を言っている。ついでに、登録されてある名前も調べたが、当然のように長谷川という名前は別のものに変えられていた。
この時私は、初めて長谷川という男に激しい嫉妬を覚えた。
同時に、たった2時間位前にこの男とセックスした妻を抱きたいという衝動にかられた。
私は、おもむろに妻の足を開き、前戯もなしに充分勃起したソレを妻のマ○コに押し入れた。
いきなりだったので、妻も初めは抵抗したが5分もたたないうちに、自分から腰を使い始め、私が妻の柔らかいメロンのような巨乳の先にある小さめの乳首を激しく口で吸うと、「イク・イク~」と一気に絶頂に達した。
すかさず私は、
私「さっきの長谷川と、今の俺とどっちが良かった?」
妻「あな・・・!」
妻は思わず「あなた」と言いそうになったが、次の瞬間、彼女の目が「カッ」と開き、「しまった!」という顔を私に見せ、横を向いた・・・・。
衝撃の「完結篇」につづく。