夕べの11時頃、約束通り電話がかかってきた。
「いまベッドの上よ♪これからカレとしちゃうから」
妻はあくまで明るい。
「あ・マサオさん襟首から手を入れてきた。いやぁん!脱がされちゃう。あ!ちょっと待って…感じちゃうよお…だめえ…なれなれしく触っちゃ…ダンナ聞いてるんだから」
受話器が落っこちる音がして、「ゴメン、もうだめ。わるいけどヤルからね」を最後に妻の声が途切れる。
電話が遠くて、声も途切れがちだったけど、間違いなく妻の喘ぎ声。
「ねえ、あなた、聞いてる?聞いてる?スゴイ、スゴイH!いい!いい!あ・うーん・・・」
のけぞるようなヨガリ声にクラクラ。
その場でイッちゃいました。
コーフンして一晩眠れず。
妻はお昼頃帰ってくる。どんな顔をして出迎えようか。