出張から帰った私は妻に「録画して貰ったテープはどれ?」と聞き、受け取ると
「疲れたから少し休むよ…」と自分の部屋に入った。妻と一緒の寝室はあるが、一
月の半分以上はここで寝ている…ビデオデッキにテープを入れ、テレビのスイッチ
を入れ、イヤフォン端子ににヘッドフォンをつなぎ、耳に当てた。画面にはテープ
をセットし終えた妻のアップが映っていた…「これでヨシ…」妻の声がハッキリ聞
こえる…その後しばらくは居間の全景しか映っていない。妻は食事の後片付けをし
ているらしく、足音や鼻歌は聞こえるが画面には映らなかった…
ビデオを早送りするが居間の様子は変わらず、カウンターは3時間程経過し(一日目
は何も無かったのか…)と思っていた時妻の姿が画面に大きく映った…早送りを止
め、再生にすると、ビデオカメラのすぐ横にある電話が鳴ったようで妻の会話がハ
ッキリ聞こえた。「ウン…イイヨ…大丈夫…何時も来てるから大丈夫だって…ウ
ン…お酒は有るよ…じゃあ待ってるね…」こんな時間(多分23時頃)に誰が来るの
かと思っていたら画面の中の妻の動きが慌ただしくなってきた。テーブルの上にウ
イスキーや氷や水…つまみも用意した。さて、誰が来るか?
いくら自分の妻とはいえ、生活を覗き見るのは興奮するけれど、妻が誰かのために
ワクワクしながらお酒の用意をしているのを見るのは嫉妬を感じた…たしかに最
近、妻とのセックスは無いが、こうして画面に映る妻はスタイルも良く、高島礼子
に似た顔立ちも悪くない…そう思いながら画面を見ていると今度はその場で服を脱
ぎ始めた…ブラウンのカーディガンを脱ぎグレーのスカートを下に落としクリーム
色のティーシャツを脱ぐと薄いピンクのスリップ姿になった。久しぶりに妻の下着
姿を見た様な気がした…