先日、電話で妻から離婚して欲しいという内容の話をされました。
妻とは、妻が商業高校を卒業してまもなくの結婚で、今年で3年目になります。
それ以来、妻は帰宅していません。
私には自分に起きている不幸が今も信じられません。
私はある業者から借金をしています。
数ヶ月前、その業者に借入れを一本化するに当たり、利息の滞納を一定期間認める
という条件で、業者のもとに妻を働きに出させました。
今考えるとかなり初期から、妻は業者やその周辺の男たちに性行為を強制されて
いたのではないかと思いますが、わかりません。
最初に私が事実を知ったのは、業者からの電話でした。
本人同意で妻を出演させて撮ったアダルトビデオの販売を許可しろという話に、わ
けもわからず、慌てて業者の事務所へ押しかけ、妻と業者に事情の説明を求めまし
た。
業者と共に私を迎えた妻は、目のやり場に困るほど肌や下着の露出した、見たこと
もない服を着せられていました。
応接用のテーブルに向き合って座ると、下半身のほとんどが剥き出しの状態にな
り、下着も、性器や陰毛を隠さない卑猥なものを着けさせられていることもわかり
ました。
業者は「借入金のこととは関係なく、あくまでも本人同意の上でのビジネス」と説
明していましたが、私が何を聞いても、妻はうつむいたまま、そうだとも違うとも
答えませんでした。
内容など見たいとも思いませんでしたが、性器を見せつけ、あられもない格好で男
たちに弄ばれている、その痴態に満ちたパッケージの妻の写真を見ているだけで
も、身に覚えのない拷問に掛けられているようでした
知らないうちに、妻の身に何が起きていたのか想像もしたくはないのですが、どう
やったのか、妻はすっかり業者の言いなりに教育されてしまっているようでした。
業者は「借入れとば別だが、妻名義でビデオの売上を還元できる」などとふざけた
ことを言い、そう話しながらも妻の脚や腕をさわり続け、時々は、わざと妻の脚を
開いて性器に触れてみせ、妻が既に絶対服従しているさまを見せ付けていました。
ビデオの他にコールガールのようなことをさせられていたこともわかりました。
私たちを嘲笑うような横柄な態度の業者に、抵抗も反論もせず、業者に体を触られ
ている妻を前にして、私は30分ほどの間、ただただ断腸の思いで話を聞いているこ
としかできませんでした。
「ビデオと指名客の相手で1年後の完済もありえますよ」
最後に業者はそう言って笑っていましたが、
実際には、妻から離婚の申し出があったのはそれから10日ほどしてのことで、
それもおそらくは業者の企てた筋書きなのだという気がしています。
妻が陥ってしまったそういう生活を良しとするなら、それも仕方のないことです
が、
私には妻の本意がわかりません。
今は、ただ悪夢としか思えません。
今思えば、妻を業者に預けたことが、悔やまれるばかりなのですが、
今日、今この瞬間も妻が男たちに弄ばれているのかと思うと、既に離婚以外の道を
選択する余地もない気がしています。