続きですが・・・
焼肉はテーブルを囲んで、ビールや焼酎を飲みながらしていました。
妻はロングスカートに半袖のシャツという格好で元職場の同僚達は仕事帰りのスー
ツという格好でした。
話をしていて、原田は妻とは違うフロアで時々話しをするくらいの仲だったという
ことがわかりました。
そして、この照彦は結構いいやつで、結構話しこんでいました。
話しの内容に妻の話もあって、妻は綺麗だとか、結構好みだったとかでした。
どうやら、照彦は妻がいとこだと言うこともあったのですが妻に好意があるように
思えました。
そして、ぼくは知らず知らずのうちに、人に気を少し使っていたせいもあって飲み
すぎてしまいました。
妻や同僚の女の子、原田も楽しそうでした。少し妻も飲みすぎていたかのように思
えます。
妻は、同僚の女の子と楽しそうに過去の上司の悪口とかをしゃべっていました。原
田も妻と仲よさそうにしゃべっています。
席は妻と原田が隣同士でお互い冗談で肩を叩いたりしていました。そして、原田が
妻の肩をよせてこそこそ話しをしていたので、僕は少しむかついて楽しそうにして
いる妻を無視するように照彦と話しをしていました。
何の話しをしていたのかはわかりません。
そんなこともあって、さらに少し飲み過ぎたと思います。
そして、ある程度時間がたった後、妻の元同僚の女の子が寝てしまいました。妻や
みんなも眠かったらしく、横になり、それぞれ知らないうちに寝てしまいました。
どれくらい時間がたったのか・・・ぼくは目を覚ましました。
小さい声が聞こえてきます。声は妻と原田の声でした。
原田「真奈美ちゃん、起きてる?」
妻「ん・・・起きてるよ。どうしたの・・?」
声はとても小さいです。他の2人も寝ているみたいです。ぼくも飲みすぎたせいも
あり、目を開けただけで横になったままでした。
妻と原田の様子はテーブルの向こう側ということもありこちらからは見えません。
そして少しの間、妻と原田が何か話していたように思います。
そして、しばらくして妻の「ん・・・」というとともになにやらくちゅくちゅとい
う音が聞こえてきました。
なんとか、目を凝らして妻のほうを見てみると原田とディープキスをしてました。
ぼくは、ショックで時間がとまったようでした。