集団レイプは単独レイプと違って親告罪ではない。ただ、相談した弁護士
によると、警察では被害者の女性のことを配慮し、訴えがなければ強制捜査
はしないのが普通だという。裁判になれば、法廷では被害者もレイプ時の模
様について微に入り際にわたって尋ねられ、被告の弁護士からはそのときに
“感じたか否か”まで聞かれるのが常のようだ。
妻の説明によると、当日は午後9時半に忘年会はお開きになった。その後、
カラオケに行こうとの誘いがあったが、妻は「ちょっと酔ったので」と断っ
たところ、Aから「酔いを醒まし、悪酔いを防ぐ効用」のドリンク剤をもら
い、飲んだという。すると、気分がハイになり、カラオケが好きだったこと
もあって、誘われるまま参加したという。
参加者は男性6人、女性4人。女性はいずれもパートの主婦だった。このう
ち2人は11時前に帰った。妻はその後も残り、熱唱した。そこで、また、ドリ
ンク剤を勧められ、喉が渇いていたこともあって、2本飲んだという。そのあ
とは、何か体中が温かくなり、頭もボーというか、興奮状態になり、よく覚
えていないという。妻の記憶の続きは、Aらが撮った映像や写真に克明に映っ
ていたいた。映像は約2時間に及んでおり、カラオケ店のライトを使って、鮮
明に映っていた。内容は裏ビデオ・CDでもあまり見られないような物凄いも
のだった。透けるような白い肌のグラマーな妻が、AV女優顔負けの“あそ
こ”丸出して、体をくねらせ喘ぎまくっていたからだ。 (続く)