今春から詩吟教室に通っています。大きな声を出すのは爽快なのですが、節
回しが難しく、苦労しています。秋には認定試験があるとかで、初段の合格め
ざし、毎回教室終了後30分ほど、私だけ特訓を受けています。
先月のことでした。私への特訓をしてくださるのは、いつもは先生クラスの
ご夫婦なのですが、その日は先生と他の男性二人でした。いつも間違う節回し
のところで、先生はじれったそうに、おなかに力を入れて、といいながら私の
おなかに掌を当ててきました。思わず体を引くと、もう一人の方が、お尻をひ
いてはだめ、姿勢が悪くなる、といってお尻に掌を当ててきます。
先生のもう片方の手が、おなかよりもう少し下に当てられ、はい、大きく息
を吸って、といわれて、思わず深呼吸してしまいました。その後は、よく覚え
ていません。何か言われるたびにそのとうりにし、いつの間にかむき出しにな
った股間に、先生の肉棒がするりと入ってきました。
肉棒を私の体に収めると、先生はそのままの姿勢で朗々と吟じ始めます。微
妙な節回しが、股間から直接私の体に伝わってきました。吟じ終わると先生
は、今度は合吟ね、一緒に吟じて、とまた体を密着させ、吟じ始めました。
耳だけから聞いたのでは、なかなか会得できなかった節回しが、体の中から
響いてきて、その響きにあわせ、私も上手に吟じ終わることができました。吟
じることに集中し、体の快感を忘れていました。吟じ終わって先生が体を離し
たとき、大きな喪失感を感じ、思わず先生の体を引き止めてしまいました。
先生は私の願いにかまわず、体を離してしまいます。と次の方が、私の股間
に、新たな肉棒を入れてきました。はっとした私にかまわず、その方も私の股
間に、課題詩の響きを伝えてきました。そのときは、合吟しながら、体の喜び
も感じられるようになりました。
吟じ終わるとまた次の方に。でもその方はまだ1年ほどの初級者です。吟じ
方が本格的でなく、私の体の喜びも、あまり大きくなりませんでした。最後に
もう一度、先生が私の体の中で吟じてくださいました。私の体の喜びは吟と一
緒に高まっていくのがわかります。
先生が吟じ終わると、皆さん、衣服を整え始めました。私も慌てて下着を身
に着け、整えます。
先生が、今度は一人で吟じてごらんとおっしゃり、私は吟じ始めました。歓
喜の余韻が残り、おなかに力は入りませんでしたが、難しい節回しの部分も、
難なく吟じられます。吟じ終わると皆さん、拍手をしてくださいました。それ
だけ吟じられれば、合格間違いなしだ、とほめてくださいました。おもわずあ
りがとうございます、と頭を下げると、皆さんは、いやお礼を言うのはこちら
も同様。これからも特訓の機会を設けましょう、と喜んでくださり、その後、
今日で三度目の、特訓の機会がありました。
来週の土曜日は第五土曜日で、本当なら教室はお休みですが、私と先生役三
人の殿方だけは、お集まりして、ゆっくりと楽しむことになりました。いつも
の特訓は、教室後の30分程度しか時間がとれず、今までどなたも、最後までい
っていないのです。今度は最後まで皆さん、中だしさせてもらうから、とささ
やかれ、今私の期待は膨らみます。この喜びと期待を誰かに打ち明けたくて。