おはようございます。
続き
俺はデジカメを手元に置き、2人の会話を聞きながら食事を続けた。
山下「先輩は家ではどんな感じなの?」
妻「普通のオヤジ、仕事が終わると家に直行で帰って来る。SEXは月2回
程度・・・私は超苦痛だけどね。浮気してくれないかな~そうしたら別れら
れるし、慰謝料貰って山下くんと楽しく過ごせるのにな~」
山下「怖いな~女って・・エッチは下手なの?
妻「早漏だから・・・こっちがチョッと締めるとあっ・・ダメっ・・イ
ク・・とか言って終了!最近は早く終わる方が嬉しいけどね」笑う妻の声
俺は隣の部屋の方を睨んだ。
携帯を取り出し俺は妻に電話をしてみる事にした。レシーバーは録音状態の
ままにし、イヤホンを耳に付けた。
妻「いい温泉ね~・・・あっ電話鳴ってる・・旦那だ、静かにね・・もしも
し~貴方お疲れ様・・ん・・今居酒屋に来て盛り上がってるわ~・・そうよ
7人かな・・今トイレだからじゃない・・貴方の方わどうなの?・・ちょっ
と待って・・」電話口を押さえる音。
イヤホンからは、「やめて!触らないで・・・」
妻「ごめんなさい・・みんなが呼ぶもんだから・・」
俺「楽しそうだな~俺は明日の朝の電車で帰ってるから・・じゃ・・。」
妻「こらっ!も~そんなとこ触ったら声出ちゃうでしょ・・しょうがない子
ね~!あいつ楽しそうだな~だって!山下君が私の胸揉みながら話してるな
んて知らずに・・・」笑い合う2人の声。しばらくし、
山下「大浴場に行こうか?」
妻「そうね・・ゆっくり浸かって旦那の事も忘れて・・」俺は急いでカメラ
を持ち廊下に出て隠れカメラを構えた・・・腕を組みながら歩く2人を連
写。後ろ姿も。一度部屋に戻り40分後に再び隠れて撮った。
妻「布団敷かれてる~・・も~せっかちなんだから~あっ・・好きよ~綺麗
にして来たからいっぱい舐めて~あ~あぁ~気持ちい~~」
山下「今日もいじめちゃうかな~おもちゃで・・・大好きだろ~」
妻「またバックでして~」
山下「その前に俺のを・・・」
それから2時間ほどやっていた。俺は・・ガマン汁が・・・情け無い。
翌朝はレストランでバイキングなので、2人が食事に向うのを待った。少し
時間を置きフロントに電話を入れ仲居を呼んだ。
俺「すいませ~ん昨日隣の部屋で写真を撮った時に家のカギを落としちゃっ
た見たいで・・帰りの電車の時間が無くて・・失礼と思ったんですがノック
したんですが・・食事ですかね~参ったな~
仲居「そうなんですか・・普通ダメなんですけど私が勝手に昨日違うお客様
を部屋に入れちゃったから~・・」
俺「ごめんなさい・・迷惑掛けちゃって・・これ~・・・」2千円を渡した
仲居「困ります・・じゃ~フロントに・・・
言わないでくれるのなら・・」
俺「もちろんですよ~。そう言って仲居はスペアーキーでドアを開け2人で
入った。俺は捜す振りをしながら盗聴マイクを取り、山下の携帯の電源を切
った。
俺「仲居さん有りました・・すいません~」
仲居「良かったです。じゃ出ましょう~」
仲居が先に出た瞬間に部屋の写真と2人の荷物を撮った。レストランに向い
隠れながら覗くと2人で仲良く食べていた。その風景も撮った。俺は朝食を
摂らず精算を済ませ自宅に戻った。山下の携帯電源を切ったのは、会社から
もしかして連絡が入るのを防ぐ為だ。きっと今頃はスーパーでパニック
に・・・そう願った。
俺は昼には自宅に着き、母に礼えを言い、お土産と言って羊羹を渡した。夕
方、母は帰り。子供とピザを注文しアニメを見て子供と早めに寝た。翌日の
夕方、妻が帰って来た。
妻「ただいま~あ~疲れた、3日間しゃべりっぱなしよ~お土産買う時間が
無くて・・」そう言ってデパートのケーキの箱を子供に渡した。
妻「貴方お風呂わ?」
俺「寝る前に入るよ・・ケーキ食べたいし・・」
妻「じゃ~入ってこよ~」俺は子供にケーキを出し、寝室に向かい妻の荷物
を見た。大きめの化粧ポーチのファスナーを開けると、白いタオルに包まれ
たバイブと黒の透けた下着・豹柄のTバックが丸められ入っていた。黒の下
着はかなり白く汚れ強烈な臭いだった。それを元に仕舞いリビングに戻っ
た。
妻はリビングで「みんな元気でかなり飲んだわ~旦那が浮気して嫌だっ
て・・みんな私は幸せで羨ましいだって・・」と妻の嘘話を聞き、妻は寝室
に向かい休んだ。俺も風呂に入って寝る事にした。浴室に入り脱衣籠を見る
と白い普通の下着が有り見ると少しだけの汚れだった。きっと山下と別れて
デパートのトイレで着替え、俺に怪しまれない為だと・・・。明日の出社が
楽しみで中々寝付けなかった。