今朝立てたスレを見ていない方もいらっしゃると思いますが、進行ペースが遅いとの御指
摘を受けておりますので、御報告の続きを。―30分近くベランダでチェーンスモークをし
た後、気を取り直して部屋に入ると、そこに泣き止んだ妻が正座していました。私が「話
すのは辛いだろうが、聞く俺はもっと辛い事を理解して欲しい。でも夫婦である以上、俺
には全てを聞く権利があるし、お前には全てを話す義務がある。わかるな?」との問いか
けに、無言で頷きました。妻は以後長時間に及ぶ私の厳しい質問にも嘘偽りなく答えてく
れたものと信じています。その全てを記すのは到底不可能ですが、皆様の御関心あるとこ
ろは極力詳細に記述していきます。まずは妻がAに惹かれていくところから。以前にも申
し上げましたが、彼が勤務するスイミングスクールの無料体験コースに参加したのが事の
始まりです。妻を担当指導したのがAであり、第一印象はとにかく格好いい男性だったそ
うです。筋肉質で逞しい肉体、浅黒く健康的な肌、爽やかな笑顔。正直、外見に関しては
、妻が惹かれるのも仕方無いと思います。また、数人居た無料参加者の中でも、彼は一番
泳ぎの下手だった妻に優しく声を掛け、丁寧に指導してくれたそうです。回数を重ねる毎
にAの好感度は増していき、休憩時間に水泳以外の会話も楽しむようになりました。ジョ
ークが巧く、会話の中にも彼の明るい性格が滲み出ていたそうです。Aは当然のように妻
に正式入会を勧めるのですが、それも露骨にではなく、少し冗談っぽく笑いながら、「○
○さんのような生徒さんが居たら僕も毎日楽しく出勤が出来る」「○○さんと会えなくな
るのは寂しい」等、女性であれば誰でも嬉しくなるような台詞で口説かれたのです。まる
で恋を夢見る乙女のように、指導中、彼に触れられるだけで胸がドキドキしたそうです。
そして自らも正式に入会したいと思うようになったのですが、それは不純な動機ではなく
、彼と過ごす時間が居心地が良かったからと。マンネリ化した日常生活で味わえないトキ
メキ。それに浸りたかったと。私が入会を許可した日、久々に彼の顔を見て、自分でも恋
になりかけていると感じたそうです。そして食事に誘われた時は、罪悪感を感じつつも、
食事だけだからと自分を正当化し、どうしても断れなかったと言います。以後次回に続き
ます。