「本当に申し訳ありません。いけない事とわかっていたんですが寂しさから‥つい‥。」
「そうなんですか‥」
「〇〇さんの言う金額にはほど遠いのですが‥」
「もう,うちの妻と会わないって約束してくれますか?」
「はい。それはもちろん。」
「わかりました。」
「私事なんですが‥私の家は妻とは冷え切っていまして,いつ離婚をしてもおかしくない状態なんです。家庭を壊すとか特別,何かがあった訳ではないんですが‥ただ寂しかったんですね。そんな時,〇〇さんに出会い,毎日が生まれ変わった様でした。いつも一緒にいれたら‥とまで考えた位ですが,〇〇さんの気持ちも考えず申し訳ありませんでした。」
「えぇ。」
「お約束します。二度と奥さまには会いません。どうか,お許しください。」
「わかりました。妻も〇〇さんと同じ事を言ってますので信用しましょう。」
「ありがとうございます。〇〇さんは奥さまをお許しくださるのですか?」
「たぶん一生,忘れる事はないでしょうが‥時間が解決してくれると思います。」
「そうですか‥では私は帰らせていただきます。」
と言う結果になりました。
今でも空港で見掛けた妻の姿を思い出す事がありますが,なるべく触れない様に早く忘れる様に‥と思っています。
長々とすみません。