今朝は,話しが途中で‥つづきです。
(申し訳ないんですが‥予定があったもので‥)
「あのさ‥予定も何も,俺は良いんだよ。そう言う事なんだな?わかった。」
電話を切ると直ぐ折り返してきました。
(もしもし‥すみません。今から伺いたいのですが‥)
「良いよ。嫁さんも連れてきなよ。遅かれ早かれバレるんだから‥4人で話そうよ。」
(それはちょっと‥)
「ちょっと何?」
(ご勘弁願えませんか‥)
「奥さん,都合悪いの?なら仕方ないけど。俺はしっかりケジメつけてもらうからな。」
(はい‥)
「どれ位で来れるの?」
(あの‥やはり今日は遅いので,また日を改めて‥)
「良いよ。アンタがそうしたいんなら‥益々,立場悪くなると思うけどね‥俺は。女房から聞いても良いんだけど,一応,本人に聞きたいから‥名前,会社,住所,教えて。念のため‥ウソはつくなよ。調べりゃわかるし,わかった時はこんなモンじゃ済ます気ないからさ。」
(はい。‥名前は‥‥)
「自宅の電話,教えて。」
(いや‥あの‥)
「電話だよ。電話!アンタさ,嫁さんには何とかバレない様にとか考えてんだったら無理だから。俺はソコまで甘くないし,金で解決したいってんなら1億位,用意してもらわないと納得しないからさ。アンタじゃ無理でしょ?」
(はい‥)
「だから電話,教えてよ。じゃコッチで調べようか?アンタの会社行って聞いたって良いんだよ。」
(はい,‥‥‥です。)
「明日,俺,土曜で休みだから10時に来てよ。」
(はい‥)
「待ってるからさ‥家,知ってるの?」
(はい)
「ふ~ん,俺のいない時,上がり込んだんだ?」
(いえ,日中,奥さまから住所等,お聞きして‥)
「あっそう。じゃ10時ね。」
電話を切り,心配そうに横で見ている妻に
「先ずはどこでいつどうやって知り合って,どれ位のペースで会ってたのか,教えろ。」
「ごめんなさい‥。」
「良いから,どこで?知り合った?」
「携帯の‥」
「出会いサイトか‥いつ頃?」
「1年位前‥」
「ふ~ん‥呆れたモンだな。俺の知らないトコでコイツとヤリまくってたなんてな。しかも,俺の前ではそんな素振り見せないで‥大したモンだよ。」
「始めは普通にメル友だけだった‥」
「だから何?」
「そんな,大したモンだよとかって言わなくても‥」
「お前な‥何か勘違いしてるみたいだけど,俺は相手の男と話しつけたら,次はお前ともちゃんとケジメつける積もりでいるからな!」