俺の同僚(俺より1つ下)の女房が、上司(部長)の馬鹿息子と関係あるらしい。
馬鹿息子は高校3年で三下予備軍みたいな不良らしい。きっかけは部長が胃潰瘍で
入院したとき、夫婦で見舞いに行って、そこでたまたま見舞いに来ていた馬鹿息子
とはじめて会ったそうだ。
お嬢様育ちの同僚の女房は、野性味溢れる不良息子に惹かれたみたいだ。
後は、数日後には女房がデパートに買い物に出かけたときに会っただの、偶然が
重なって、どちらからともなく距離が近づいてラブホで大人の男女の関係に。
馬鹿息子は学校をサボっては同僚の家に2日と空けずに通っていたそうだ。
二人は親子ほども歳が離れているのに、女房は妊娠してしまったという。
同僚は最近は仕事の忙しさと疲れから女房とは接していない、しても膣外射精だか
ら子供ができるわけがないという。
同僚は、俺を酒に誘って涙ながらに俺に話してくれた。
そして、子供の親が、次期役員という噂のある部長の息子でもあり、訴える訳には
いかない、子供をおろすには遅すぎると嘆き悔しがっていた。そして、部長の不正
を見つけてやる、あの馬鹿息子が結婚したら、そいつの女房を孕ませてやる、
と手を震わせながら目を据えて語っていた。
俺は何か恐ろしくなり、それから同僚とは距離を置いている。