私、48歳、大学4年の息子がいます。妻は10年前に他界しました。
それ以来男ヤモメでしたが、去年から付き合っているX1女性、良美40歳と
再婚を決意しました。心配していた息子も喜んでくれて、今年初めに入籍し、
簡単な結婚式を挙げて3人の生活がスタートしました。
良美との夜の生活は私にとって満足以上のなにものでもありませんでした。
40過ぎたとは言え、良美の身体は若々しく、そして瑞々しさに私は毎晩溺れて
しまいそうでした。良美も私のことを、私の名前は隆夫というのですが、絶頂を
迎えると、たかちゃん、たかちゃん、と甘えた声で善がり、私の愛を受け止めて
くれました。
ところが最近、良美の浮気が発覚しました。それも良美の相手は息子でした。
風邪を拗らせて寝込んで、水を飲みたくてキッチンに下りていったときです。
リビングの方から良美の喘ぐ声が聞こえ、そっと覗いてみると、良美と息子が
ソファで抱き合っているのです。良美は既に上半身を露にして、たかちゃん、
たかちゃんと呼びながら、豊満な乳房を息子隆文にもてあそはれていました。
良美も息子の下半身をまさぐっています。
(ねぇ、2週間ぶりよ、いっぱいしてね)
(二階に親父が寝てるんだろう?隣りに寝てやって介護しなくていいのか?)
(いやよ、風邪移っちゃうわ、ねぇ、毎日してくれるって約束したじゃない)
(そんなこと言ったかなぁ)
(言ったわよ、父親と結婚すれば、同じ屋根の下だから、いくらでも出来るって、
そう言ったわ)
(それで、親父と結婚したのか)
(そうよ、あの人に抱かれるときもたかちゃんのことばかり考えていたんだから)
(バレテないだろうな?)
(大丈夫よ。それに私のおなかにはたかちゃんの子がいるのよ)
(ええ、本当かよ、参ったなぁ、墜ろすんだろう?)
(たかちゃん次第よ、ねぇ、もう私我慢できない、はやくコレちょうだい)
とんでもない会話でした。良美と隆文の乱れた関係は私が良美と知り合う前からの
ようです。それに私の夜の求めに、私の名前を呼んで喘いでいたと思っていたのは
息子の隆文を呼んでいたのでした。
良美が訳を話さなかった前の旦那と離婚したのも、たぶん隆文が原因でしょう。
私は翌日、弁護士に相談に行く決意をしました。