妻の独身時代の職場のスケベオヤジ二人に妻の体を売った。
まだ三十路前で子供もいない綺麗なオメコを売ってやった。
得意先の倒産で不渡りを掴まされてから、銀行にも信金にもそっぽを向か
れ、
ずいぶん早い段階で、一度は妻の元上司からも断られていた。
二度目は、言われるままに妻を行かせた。
実際は取り付けるまでに、2人で5回の呼出しに応じさせた。
たかが一千万や二千万の金のために。
「孕んだら貸した金で下ろせ」
父娘ほども歳の離れた妻に、鬼畜上司はそう言ったらしい。
在職中は透けブラでも眺めながら鼻息を荒くしてこいてたタマだろう。
裏口融資で夢を叶えて、そのあと、どうなるかも考えずにな。
孕んでたら、お前らが
「おろしてください」「家族には、会社には、言わないでください」
って、頼む側に回るんだよ。
残った社員に払うものを払ったあとは、何が何でも踏み倒して、真っ黒に焦
げ付かせてから、チクってやっから、クビ吊らないで待ってろよ。