彼女理沙ちゃんとは後輩Tの結婚式以来、社内飲み会で何度か会う機会もあっ
たが、彼女はいつも明るく活発で、後輩の嫁さんという意識もあり、あまり
女を意識せず付きあえていた、
(今考えると、元水泳選手でスタイルは良いし、顔もアムロ系の可愛い子な
のに、近所付き合いから女房と一緒だったから自分を抑えていたのかも)
先日の夕方からの雨の日ホテル街の駅前ので理沙ちゃんを見かけた、
後輩Tじゃない見たことの無い男と寄り添い相合傘で歩く姿を
腰に手を回され恋人同士のように抱き合い頬を紅潮させうつろな目で歩いて
いる。
ホテルで抱かれている姿を想像して理沙に女を感じ興奮していた。
その後職場でTの顔を見るたびその日のことを思い出していた。
先週末Tが出張で2泊程家を空けることになった。
内の嫁にそのことを話し晩飯を誘わせたが、久しぶりに女子大時代の友達に
会うと断ったらしい、
俺はあの男が頭に浮かび言いようの無い嫉妬をしていた。
金曜日は仕事を休み理沙を監視することにした。
朝から張り込んだが出かける気配が無い、夕方6時過ぎにようやく理沙が
ミニスカートにタンクトップの派手目の衣装で出てきた。
理沙は4駅先の駅前(この前の駅)喫茶店に入った。気づかれない様俺も店
に、やはりあの男が店に居た。
テーブル越しに手を重ね(前儀にも似た動き)何か楽しそうに話している。
このままでは理沙がホテルで又あの男にやられる。
そう思うと胸がはりさけそうだ
俺は先に喫茶店をそっと出て理沙が出てくる瞬間に声をかけた
「あれ理沙ちゃん」
「えっ・・Sさんどうしてここに」
男は俺とも理沙とも目もあわせず店に引き返した
「理沙ちゃんこそ何でここに」
「友達と待ち合わせで・・・・」
「そう言えば今日は友達と食事って言ってたね、これから?」
「うっ・・うんそうなんだけど・・・」
「あれ友達は?」
「急用で来れないって・・」
「じゃ、俺外回りの仕事終わって帰るところだから、付き合ってよ」
って強引にホテル街の飲み屋に連れ出した。
世間話しながら歩いていても、上の空で時々後ろ振り返ってた。
その姿に下半身がますます熱くなった。
続きはまたこの次に