二十歳の誕生日に結婚。21になる前に長男出産。三年後長女出産。夫にパイプカットを頼みましたが、腰を上げません。私がリングを入れて避妊しました。子供は近くに住む両親が見てくれるので、友達の勤めているデパートへパートに。女の世界の嫉妬はすさまじく、いじめにあわないようにするには、周りに合わせなければなりません。未婚のお局様は、男性上司に対し、自分から触られに行くだけでなく、私にも触らせるよう仕向けてきます。男性上司は、お局様と私のお尻を両手でもみながら、上機嫌です。
この人はこんなに若いのに、もう二人の子持ちだから、男のアレに触るなんて、平気なんですよ、とお局様。男性上司は、こんなに若いのに、と言いながらお尻に伸ばしていた手を離し、私の手を握ると、自分の股間へもって行きます。私の手の中で、男性上司の股間が膨らみ始めるのがわかりました。その日にデパートはやめました。
次に応募したのが生命保険。最初の半年は、外務員資格をとるための、受験勉強と営業見習いだけ。楽して結構いいお給料でした。半年して資格を取り、独りで営業に回されます。簡単な仕事ではありません。会社から営業成績を上げるよう責められ、たいていの人は、親や親戚に頼み込み、保険に加入してもらいます。その保険料から一定のマージンが歩合として、お給料に加算され、古い外務員は、お給料よりその歩合のほうが多いくらいです。
でも親戚が一回りするともう新しいお客が取れなく、成績不良で会社からいじめられ、退職に追い込まれます。退職した外務員がもらっていた歩合は、支店長の一存で、他の外務員に回され、その外務員は労せずして、収入が増えます。支店長に私にもそれをまわしてと頼んだら、ホテルへの付き合いを条件に出され、一度だけならと承知しました。もちろん、一度許した身体は、亦求められれば承知してしまいます。ましてや勤めている限り、一生ついてくる収入を伴うわけですから。
そうしてるうち、支店長の営業へ、同行を命ぜられました。顧客は当地では羽振りのいい企業。待ち合わせのホテルのロビーに現れた社長に対し、支店長は説明を進めていきます。社長はあっさりと契約内容を承認、後は判を頂くだけ。しかも契約獲得者欄には私の名前が。さては支店長に対する日ごろの献身振りがお気に召したかと、内心喜んでいました。
その契約には実印が必要で、翌日私が、会社へ頂戴しに行くことになりました。帰る途中のホテルで、支店長は私を抱きながら、明日はくれぐれも粗相のないように、お客の社長には何を要求されても承知するようにと念を押されました。会社へお伺いし、判を頂きました。ホッとしたところで、契約祝いに食事に誘われ、ホテルへ。契約の条件が私の身体で、おいしく私は、食べられてしまったのです。
こうなるともう、後は勢い。支店長の営業支援と称して、私の身体がどんどん利用されました。支店長は本社営業部長付きに栄転。二三年後は部長です。その時私は、部長付き秘書として呼ばれることになっています。部長には二人の秘書が付き、一人はスケジュール調整など、本来の秘書役。もう一人の私は、営業支援秘書なそうです。すでに夫の給料以上の収入のある私は、その転勤を機に、夫とは離婚する予定です。