連帯保証した友人が倒産し、多額の負債を抱え込み、嫁さんの妹の旦那から、700万円を借金しました。その金で、夜逃げした友人の仕事を引き継ぎ、自宅で細々と経営を続けています。債権者となった義弟は、経営状況のチェックと称し、月に一回以上、我が家に来て、経理を担当している嫁さんと、二人きりで奥の部屋に引きこもり、帳簿をチェックしていきます。その間、私の入室は禁止されています。
実は私は、長く糖尿を患い、10年以上、嫁さんを抱いていません。当然、子供もいません。義弟が本当に帳簿をチェックしているのか、嫁さんの身体をチェックしているのか、心配ですが、資金を引き上げられては仕事は立ち行かなくなるので、部屋に踏み込むこともできません。
帳簿のチェックが終わって、部屋から出てくる嫁さんは、いつも身体全体から満足感を漂わせ、チェックが厳しく疲れる、と言って、寝室に籠もり、昼寝をします。義弟は、俺の嫁さん、3人も子供を産んだから、穴はスカスカで抱く気になれない。義姉さんは子供を産んでないから、義兄さんがうらやましい、とにやけた顔で帰っていきます。
もちろん嫁さんに聞いても、そんなこと、あるわけがないでしょ、と真っ向から否定します。でも義弟の帰りを見送る嫁さんは、仕事場の死角で俺から見えないところで、義弟に腰を抱かれ、お別れのキスをしてから、戻って来ているような気配は、どうしても拭えません。多額の負債と嫁さんに対する疑惑とで、夜もなかなか眠れません。