前回読んでいただいた方、どうもありがとうございました。気持ちを文章にするのが難しく遅くなってしまいました。今回も駄文ですが・・・
部屋に着き扉を開けると中は薄暗く、急に緊張が高まり彼の顔を見ることができず、上着を掛けソファに腰掛けようとしたときです。いきなり彼が抱きついてきて、そのまま私はベッドに押し倒されました。彼は私の耳元で何かを話しながら唇を重ねてきました。予想もしていなかった行動に彼の唇を受け入れることができず、私は無意識にに唇を硬直させていましたが、彼の舌が閉ざしたはずの鍵を開け私の口の中に・・・もう10年以上男性との関係がなかった私にとって、彼の舌の感触は女であることを思い出させてくれる媚薬でした。身体中の力が抜けていく中、彼の舌と吐息は唇から耳へ、耳から首筋へと流れ胸元へ・・・彼がシャツのボタンをはずしてきたので「シャワーを浴びさせて」と懇願しましたが彼は無言のままブラを剥ぎ取り出したのです。左右の乳房は彼の手のひらと口の中に・・・数分後、私の中に10年以上かけて降り積もった雪が一気に解け出し、それが一つの流れとなり私の外へと溢れていくのを感じたのです。快楽への欲求が女の恥じらいを上回り、気が付けば全てを彼に委ねていました。彼は私が身につけている物全てを剥ぎ取ると、両ひざを掴み思いっきり広げてきたのです。潤いに溢れる部分から部屋の空気の冷たさを感じ、一瞬で全身に鳥肌が立ちました。期待と欲望が限界を越え・・・「早く、早く欲しい・・」その時初めて彼に求めてしまったのです。彼は喉の渇きを癒す野性の獣のように私の泉にむさぼりついてきました。それは十分くらい続いたと思います。いつもの何倍もの重力でベッドに吸い込まれていく感覚が襲ってきました。身体全体の神経が下腹部に集中し、私は昇り詰めました。頭が朦朧としている私に彼は覆いかぶさってきたと同時に、暖かい彼が私の中に入ってきたのです。彼は私を抱き締めると、ゆっくり、そして力強く快楽へと導いてくれました。好きな男性に抱き締められ一つになることは、私にとって『女』として何よりの幸せでした。彼の首に両腕をまわし、二人抱き合い夢の中へ・・・彼に満足が近づいてきたようで愛し方が激しくなり、一瞬女としての「危険」を感じましたが、時期的に不安が少なかったことと、何よりこの悦びを中断させてしまうことが考えられず、そのまま彼を受け入れていました。激しかった彼は動きを止め、今までで一番きつく私を抱き締めて・・・私の中にとても大きな女の幸せと、彼の遺伝子が溢れているのがわかりました。そしてベッドの上で、彼の胸の中で、彼と一緒に余韻を楽しんだのです。帰宅への時が迫ってきたので彼に頼み一緒にお風呂に入りました。彼と愛し合った証拠の全てを洗い流すために・・・自宅に帰ると何も変わりない普通の生活が待っていました。
彼が私に望んでいるものは、きっと「肉体的な快楽」だけだとわかっています。彼と愛し合った日から、「ただ彼に遊ばれているだけ・・・」という気持ちと「それでも好きな男性に抱かれたい」という気持ちが交互に押し寄せ、一人で落ち込んだり喜んだりしていました。いろいろ悩みましたが、私の中で決着がつき今、二回目のデートの約束をしています。
彼の気持ちがどうこうではなく、「心寄せている男性の胸にもう一度抱かれたい」という気持ちに素直になりたいと思って。
駄文、長文にお付き合いいただきありがとうございました。