妻を寝取られました。
しかし、不幸中の幸いなのか我が家は暗転していたところに、一筋の光が差しました。
元々は私の浮気心が原因で、Hサイトへ投資したお金がバレて家族離散の危機に陥っていました。
浮気自体がバレた訳ではなかったのですが、それを期に妻は必要事項以外会話する事を止め、子供に対しても「この男は常識が無い!」と言い聞かせる始末。
家に居ると”針に筵”状態で、仕事もまともに手につかない程でした。
結婚当初から妻は、女性ならではの強い態度で肩身の狭い思いをしていた上に、今回の件で強烈な脱力感に襲われ、半ば”自業自得”だと観念していました。
そんなある日の夜、妻が寝入った後、妻のバッグの中で携帯が振るえていました。
携帯に来ていたメールを黙って見たところ、「麻里(妻)、明日の約束を1時間遅らせてもらえないか」という内容で、送信者も見ず知らずの男性の名前でした。
私は何も無かったかのように、そのメールを削除し、翌日妻の後をデジカメを持って尾行しました。
妻は相手が遅れる事を知らないまま、待ち合わせ場所へ向い、到着した場所で何やら携帯で怒鳴っていたようです。(恐らく時間に遅れている事を怒ったのでしょう)
妻が不思議そうな顔をしながらも、諦めて相手を待つのを、陰で笑いながら付き合いました。
30分程して男が慌ててやって来ました。
私には気付いていない様子で、その男と腕を組み歩き始めました。
近くのレストランで昼食をとり、出てきた二人はそのままラブホテルへ入って行きました。
私は意地で二人の帰りを表で待ちました。
4時間程経った夕方、二人は浮かれた顔でホテルを出てきて、待ち合わせの駅で別れました。別れる際も次の約束をしているようでした。
電車に乗り込んだ妻に他の車両から移動して、偶然見つけたかのように近づき声を掛けました。
その時の妻の顔は、正に”顔面蒼白”で、私はオロオロした妻に「どうしたの?」と聞きながら意地悪してやりました。
もちろん家までの帰路は妻にとって”針の筵”状態で、いつもの恐妻ではありませんでした。
その日の夜、子供を寝かしつけた後で妻を呼び出し、「逆切れしてもいいよ」と最初に言って、今日の行動を説明してやりました。
すると妻は予想していた通り逆切れで「あんたへの腹癒せだよ!」と啖呵を切ったので、私はわざと落ち着いて「それは良かった。で、解消できたのかい?」と聞いてやると、「ごめんなさい!」と頭を下げた。
「気持ちだけでもイヤだけど、身体まで離れては話にならないな!」と突き放し、「これからどうする?」と答えを求めると、「もうしません!許して」と懇願して来ました。
私は今までの妻のとった態度を全て話し、その気持ちが私の目が外へ向いた事も話し、今回の「証拠写真まである現行犯では、私から慰謝料も取れないぞ!」と問い詰めてやると、「日々改めますから、許してください!」と前日までの態度を悔い改める約束をした。
当然、すぐにお互いの不信感が無くなる訳もありませんが、私にとって帰り易い家に代わった事で、有意義な事柄だったと思っています。
もちろん、相手の男は私自身が追い込んでやりました。
皆さんも不仲になっている人妻に手を出す時は、それなりの覚悟を持って浮気(不倫)してください。
その男は社会復帰できない状況です。