「つまんないの。」
そうはき捨てると妻はこの2週間の間に起こったことをゆっくりと語り出した。
どちらかというと内気で人付き合いもさほど上手じゃない妻であるが、
私が出張で留守にしている間に3人の男と関係を持ったらしい。
妻の性格から浮気をするなど微塵も予想していなかった私は
少なからず狼狽し怒気を含み荒げた声で問い詰めた。
「いったいどうしたというんだ?なにが不満なんだ?誰となんだ?」
妻は微笑を浮かべ遠くを見つめるような目でつぶやいた。
「つまんないのよ、なにもかもが。」
「つまらないだけではわからないだろう。はっきり言ってくれ。」
妻はゲタゲタと声をあげて笑い出した。
「なにがおかしいんだ?」
妻の笑いは止まらない。
身をよじって笑い転げる妻の胸元がはだけピンクのブラから豊満な
胸の谷間が見え隠れした。
呆気に取られていた私は謀らずもセクシーな妻を発見して急に欲情が沸いてきた。
「なにも言わないんだな?おまえがその気なら・・・こうしてやる!」
いきなり覆い被さってきた私の行為にびっくりした妻は私から逃れようとするが
私の力に敵うはずもなく、後ろから羽交い絞めにして胸を揉みしだき
ブラウスのボタンを引きちぎりブラのホックに手をかけた。
「なにするのよ!痛いじゃない!やめてよ!」
わめきちらす妻の口を唇で塞ぎ舌をねじこんだ。
「ううぅ!ぅうう~!」
言葉を奪われながらも必死に抵抗するが、たわわな胸をあらわにされ
スカートを捲り上げられブラとおそろいのピンクのパンティーの上から
指を這わされるとビクンッと反応して抵抗も弱まってきた。
「さあ、私がいない間になにがあったのか言うんだ。」
満足に抵抗すらできない悔しさからか、妻は涙を流して私を睨みつけている。
私は妻から体を離した。妻は座り込んで胸と股間の黒い翳りを手で隠している。
身に纏っていたものをすべて脱がされた妻の均整のとれた身体を
じっくりと眺めた。この身体を私以外の男に晒し弄ばれたのかと思うと
非常な嫉妬心で気がおかしくなってしまいそうだった。
「いいわ。すべて話したげる。」
涙で濡れてキラキラと輝いている長い睫毛を携えた瞳を伏目がちにしながら
ゆっくりとつぶやくような妻の言葉は私を驚愕させてやまなかった。
つづく