続きになります。
子供がすぐ傍にいるのに、妻に悪戯するおやじは、初犯ではない落ちつきで、妻の反応を愉しむかのようでした。息子は何も知らず勉強に打ち込んでいます。大人の世界がすぐ後にあるのも知らず。
妻は時々おやじの手を払うようにしていました。ただ男の力には勝てる訳でもなく、表情は悲しげなものです。
そのうちスカートを捲られ、淡いイエローの下着があらわになり、男はもみしだくようにそして時々、中心部へ滑りこませようとしていました。
妻は足を閉じて抵抗しているようです。
ふと三人の動きがとまり、 おやじが息子ににこやかに話し掛けています。勉強が終わったようでした。
息子は笑って部屋を出ていきました。妻もすぐあとを追おうとしたようでしたが、おやじに手を掴まれ振り払うこともできずに、息子が出て行った部屋に親父に取り残されました。
何か二人で話しています。妻の顔は怒っていました。それもつかの間、おやじは妻になにか言っています。おやじはにやけています。そんなやりとりが続き息子が戻ってくると、おやじと息子は楽しそうに、妻は作り笑いをしながら、三人部屋を出ていきました。
私はしばらくベランダで待機してから、部屋に戻り階下の様子を伺いながら階段を静かにおりていきました。私は体調が悪いのも忘れていました。
三人がどこにいるかすぐわかりました。フロバから声が聞こえていたからです。私は脱衣所まで静かに近づきなかの声に集中しました。どうやら妻は先ほど風呂に入ることを強要されていたのだと思います。想像ですが、風呂に入らなければ犯すぞとかです。
息子の無邪気な声が聞こえてきます。
次に聞こえてきたのは、おやじの悦の声です。ママの体、先生が洗ってあげるからね。綺麗にしてあげようね。と。