俺、26歳の普通の会社員。
つい最近、人生最大級の修羅場を経験した。
きっかけは、よく行くバーで知り合った 40代半ばの美魔女。
色気のある落ち着いた雰囲気、透き通る肌、綺麗な指先。
話しているだけで妙に惹き込まれる感じだった。
何回か顔を合わせるうちに自然と親しくなり、ある日 「もう少し飲まない?」 と誘われた。
バーを出てタクシーで彼女の家へ。
静かなリビング、赤ワイン、そしてほのかに漂う甘い香り――
俺は完全に彼女のペースに飲み込まれていた。
彼女との時間は、まさに 夢のようなひととき だった。
焦らすようなキス、軽く爪を立てる指先、耳元で囁く大人の言葉。
「こんなの初めて……」なんて言葉は必要なかった。
彼女は 本当の快楽の与え方を知っていた。
「もっと力抜いて……そう、いい子。」
ゆっくりと焦らされることで、じわじわと追い詰められていく快感。
彼女が俺の耳元で囁くだけで、身体の奥から熱がこみ上げる。
若い子とは違う、 ゆっくりと溺れるような官能。
俺は 完全にこの女にハマった。
そして、それから週1くらいで彼女の家に呼ばれる関係になった。
「旦那は単身赴任だから大丈夫よ。」
そう言われていたから、俺も何の不安もなく、この甘い関係を楽しんでいた――
が、ある日 ヤバいことが起こった。
その日、俺は普通に飲みに行っていた。
すると 彼女から鬼電。
着信3件、LINEも 「すぐ来て!!」「お願い!!」「やばい!!!」 と連続。
何ごとかと思って電話をかけたら、開口一番に 「今すぐ来て!!」 と泣きそうな声。
俺 「は? どうしたの?」
彼女 「旦那が帰ってきたの!!!」
俺 「……は?」
いやいや待て待て待て。
「単身赴任だから大丈夫」 って言ってたよね??
「どういうこと?」と聞こうとした瞬間、電話の向こうで 「おい、何してんだ?」 という低い男の声。
―― ガチャ。(電話が切れた)
俺 「……終わった。」
普通、バレたら「もう会えない!」ってなるはず。
なのに 「すぐ来て!」 ってどういうことだ?
この時点では、俺も何が起こっているのか分からなかった。
でも、 彼女が何かヤバいことをしでかした のは間違いない。
俺 「え、本当に行ったほうがいいの?」
彼女 「お願い、今すぐ!」
「とりあえず話を聞こう」と思い、タクシーで向かった。