当時35歳で、期間限定の単身赴任中のこと。
社員寮になっているマンションで、隣の部屋には小学生の子供をもつシングルの真帆さん(31)が住んでいました。
部署が違うので、昼間顔を合わすことはほとんど無いけど、朝晩顔を合わしていると、挨拶だけから少し世間話もするようになり、実家から送ってきたという野菜などお裾分けしてくれたり、真帆さんが残業の時に、子供の面倒を見ていたりしました。
その日は金曜日で、帰宅途中に真帆さんからLINEがきて、残業で予定より遅くなりそうですというので、子供を部屋に連れてきて、晩ご飯も食べさせて待っていると、11時前に息を切らして帰ってきました。
「遅くなって、ごめんなさい…はぁ…はぁ…」
「仕事で疲れてるのに、そんなに慌てなくても(笑)」
「今日中に終わらせないといけなかったんで……あの……」
「食事も終わって熟睡してますよ(笑)」
「ありがとうございます、連れて帰りますね」
「俺が運びますよ」
子供を抱えて真帆さんの部屋に連れて行って、ベットに寝かせると。
「隆司さん……この後って、何か予定あります?」
「後は……1人寂しく飲んで寝るっていう予定でありますね」
「こんな時間ですけど……私もそれに参加するって有りですか?」
「明日は休みだしぜんぜん構わないけど……真帆さん仕事は?」
「私も休みなんで大丈夫ですよ」
「じゃあ……適当に何か持ってきましょうか」
「あの…私もちょっとシャワー浴びたいし、子供も寝てるので、隆司さん部屋でもいいですか?」
「あっ、いいですよ。慌てなくていいから、ゆっくりしてきてくださいね(笑)」
自分の部屋に戻って軽く飲んでいると、日付けが変わる少し前に真帆さんが部屋に来て。
「遅くなってごめんなさい」
「まだこれからだから(笑)」
普段はジーンズ姿がほとんどだったけど、お風呂上がりのせいか、Tシャツにショートパンツ姿で、露出した太ももをチラ見していると、Tシャツの胸の辺りにポッチが。気にして見ているとノーブラのようで、妙にドキドキしていました。
お互い休みということで、けっこうお酒もすすんで、酔いも回ってきていて、真帆さんがトイレに行って戻ってきた時に、よろけて俺の膝の上に後ろ向きに座って、思わず支えようと後ろから手を回すと、ノーブラの胸を掴んでそのまま抱き締めてしまって。
「大丈夫?……」
「ちょっと酔ってるみたい(笑)…」
真帆さんが振り向くと顔が間近に迫って、お互い無言で見つめ合って、どちらからともなく唇を重ねていました。
一歩踏み出してしまうと、お互い久しぶりだったせいかもう止まらなくて、脱がせ合って求め合って。正常位で抱き締めて挿入すると、キスしながら夢中で出し入れさせました。
その夜は朝まで3回して、真帆さんが部屋に帰って、子供に朝食を食べさせて、子供が遊びに出かけると部屋に来て。2日間盛りがついたように、やりまくってました。
単身赴任も終わって今は、年に数回会っています。