支店の応援として単身赴任の辞令を受けた(泣)
「部身何故僕なんですか?」
って喫煙者の部長を捕まえ問いただす。
「適任者だからだよ。」
「主任が、行く方が戦力になるのではぁ?」
「主任の○○君は、体調不良になって帰ってきてしまった。
それに彼には、妻子持ちだからねぇ。
これは、君が管理者になるべき研修も兼ねての転勤なんだ。
戻った時には、管理職に就いてもらう。」
「義夫の実力は、主任よりも上だと私が、推薦したんだ。」って課長も、タバコ吸いに入る。
「課長までも、そんなぁ(泣)」
「仕事面では、課長の右腕らしいじゃぁないか。
期待しているよ。
私は、会議なので課長後は頼む。」
部長は、出て行った。
「私は、義夫君ならば支店で課長代理を務まると思うよ。
何か不安あるのか?
この際遠慮なく言ってくれ。
「生活面です。」
「まさか金銭的問題か?
借金地獄なんかだと、一般社員としても危ないんだ。」
「違うんです。
僕実家通いでしょう。
現在も両親と暮らしています。」
「親が、具合悪い?」
「両親は、ダンスクラブ通い元気で今までラプラプです。」
「元気で仲良しならば、心配なかろう。
君がしばらく転勤した方が、益々仲良しになって喜ぶだろうよ。」
「あのぅ、僕一人暮らしした事無いんです。」
「あ、ああ?
もしかしたら今もお母さんに、朝起こしてもらっている?」
「それは、社会人になってから自分の事なので起きれる。
ただ食事とか洗濯とか全くやった事ありません。」
「う~ん、あまちゃんかぁ。
その面は、既にサポート役いる。」
「サポート役ですかぁ?」
「ああ、会社持ちのマンションの大家は、転勤先の元所長夫妻だ。
いわゆる社員寮みたいなマンションタイプだ。
仕事面でも、相談者になってくれる。
君を推薦するにあたり私も、資料持って
相談に行った。
相談した時に、人選の資料の中から君を
選んだ。」
「ふえ~ぇ、何故?」
「現在海外赴任している息子さんに似ているらしい。
だから親と思って頼って欲しいってくらいお気に入りなんだぁ。
そういう人の近くならば、心配なかろう。
他に心配事は、無いか?」
「はぁ( ´Д`)=3しかし怖い。」
「大丈夫男は、いつか親と離れる。
その練習と思え。
じゃぁ私は、総務と人事に君の移動申請して来る。」って禁煙ルームから出て行ってしまいました(´Д⊂グスン
来週には、転勤が決定した。
後輩達の引き継ぎも終わり、送別会をやってもらった。
両親には、赴任先の夫妻からの手紙とお腹壊し易い健康面の電話等もろもろも終わりました。
後は、引っ越すのみとなった。