とある新規事業でここ10年くらいあちこちの限界集落で生活しています。
簡単な話、限界集落にバスや電車に代わる交通インフラの調査です。
移動手段のあまりない高齢者の支援が目的です。
そしてその調査のために、あちこちの村に滞在します。
ほとんどの場合、世話人が付きます。
とは言え、ちょっと生活しやすくしてくれる程度で、その村の一番若い女性が役を買ってくれます。
若いと言っても40~50代で、一緒に役場へ行ったり、野菜などの食料を分けてくれたりする程度です。
若い男性が右も左もわからず住むのですから、それはそれは世話を焼いてくれます。
何かしらあるごとに訪問してきては知らせてくれたり、持ってきた野菜で食事を作ってくれたり、洗濯の手伝いをしてくれたり。
だから中には次第に母性全開で勘違いして
「ここじゃ夜が退屈だろう」
と一緒に布団に入ってくれる人が現れます。
そう言う村だと僕の生活も大変円滑になるので来るもの拒まずのスタイルでやってます。
贅沢を言えば、男を夜這いにかける時くらいムダ毛の手入れくらいして欲しいものですが、それもまた癖になりつつある自分がいます。