結婚するはずだったけど、俺の転勤で遠距離になって、結局続かずに別れた2歳年下の元カノが、46歳で単身赴任した街に嫁いでいた。
単身赴任も3年目に突入した時に再会した。
別れて22年過ぎて、俺は48歳、元カノは46歳になっていたけど、お互い一目見たら、じっと見つめ合って確信できるほどわかった。
もう、既婚者同士だったけど、密会するうち身体を重ねるようになった。
若い頃、奥まで突っ込んでガンガン突くセックスだったけど、アラフィフの今、だいぶ穏やかになったようで、
「昔と違って、優しいセックスになったわね・・・」
と言われた。
元カノの女陰もだいぶ使い古されてドドメ色になっていた。
22年ぶりの女陰に生のまま男根を出し入れすると、カリにヒダヒダが引っかかってとても気持ち良かった。
ガンガン突くより、引っかかりを楽しむように、穏やかに優しく腰を振った。
元カノも経産婦となり、若い頃のようなキュウキュウ締まる感じではなかった。
感じてくると、引っかかっていた女陰のヒダヒダは、今度はまとわりつくような感じになった。
俺達は、お互いの身体を貪った。
元カノの緩み始めた乳房が波打った。
元恋人とはいえ既婚者、俺達は間違った恋だったが、本気で愛し合っていた。
ただ、このままの関係がずっと続けられるわけはないのはわかっていた。
でも、再会して半年、あんなに早く別れが訪れるとは思わなかった。
元カノの夫の突然の訃報・・・これ以上続けるのはあまりにも不謹慎で、無理だった。
俺達は、さよならも告げず、会わなくなった。
俺は、元カノを思い出さないように、異動願を出して、一人あの街を離れた。
元カノ・・・半年だけだったけど、素敵な日々をありがとう。
あとは、俺じゃなくて、亡き夫の思い出とともに生きて欲しい。
俺は・・・元カノの住む街を離れたら、元カノを忘れられるかな。
それとも、すっと忘れないかな。
さようなら・・・