再婚して16年、遠隔地への転勤の内示が出た。
受験生を連れ回せないから、単身赴任だなあ・・・とガッカリしながら赴任先を見てビックリ。
20年前に別れた元妻と、まだ平社員だった若い頃、3年間暮らした街だった。
マジか・・・勘弁してくれよ。
支店次長として22年ぶりに舞い戻った。
懐かしさと同時に、元妻との思い出が鮮やかに蘇った。
一緒に帰ろうと、仕事帰りに待ち合わせした駅に降り立った。
「携帯電話がまだ一般でなかった時代、たしか、18:08分の電車に間に合わなかったときは、一人で帰る約束だったなあ・・・」
独り呟きながら立っていると、今にも元妻が小走りにやってきそうだった。
思い出すと辛くなる幸せだった頃の思い出なのに、休日、つい、街をうろついてしまった。
25年前、元妻と新婚ラブラブで住み始めたアパート、あの頃、新築物件だったが、古びたなあと眺めた。
25年前、この街に転勤が決まって、
「俺に、ついてきてくれないか?」
急遽結婚して、式も挙げずに、元妻の故郷から元妻を奪うようにこの街へ来たっけ・・・
若かったなあ・・・
よく二人で買い物をした近所のスーパーも、あの頃のままだった。
一人寝のアパートに戻ると、元妻の事を思い出してしまう。
元妻のうなじ、元妻の乳房、元妻のオマンコ・・・
毎晩のようにセックスして、元妻に精液を振りかけて、元妻、俺の精液を体中に塗って、
「染み込んでるぅ・・・私の身体に精子が入っていくぅ・・・」
なんて、可愛かったっけなあ。
ピンクのオマンコを思い切りめくり上げて、クリ吸って、元妻をヒイヒイ言わせてた俺。
69でイカせ合い、クリ責めでいつも俺が勝ってたのに、バキュームという新技喰らって元妻の口の中で暴発したっけ。
「ああっ!ゴメン、口に出ちゃった・・・」
元妻、それをゴックンと飲みほして、
「最愛の旦那さまの精液だもん。汚くなんかないよ。」
なんて、愛されてたよなあ、あの頃は・・・
対面座位で腰突き出して、結合部を覗き込みながら、白く泡立っていく元妻の愛液に興奮してたっけ。
クチュクチュする音を聞きいながら、
「イヤらしいね、凄くイヤらしいね・・・」
と言いながら、次第にお互いの腰の動きが早くなって、元妻の喘ぎ声がアパートの外まで響いてたと思う。
この街に来たら、思い出したくなくても、色んなことが思い出された。
この街から転勤して、俺達ダメになったんだよな。
お互い、好きな人が出来ちゃって、まさか、浮気で立ち入ったラブホで、元妻と不倫相手カップルに鉢合わせなんて、驚いたなあ。
俺は、バイトの女子大生が相手だったが、元妻はパート先の40代の店長でダブル不倫だった。
俺とは円満離婚したけど、その後、元妻は店長の奥さんと泥沼だったみたいだ。
元妻、俺を巻き込まないように、離婚後は元妻の方から連絡を絶っちまったからなあ。
今、どこで何してるだろう・・・
この街に来てから、毎日、そんな事を考えるようになっちまったよ。
だから、無理してでも毎週、今の妻の元へ帰るようにしてる。
週末、元妻の事を忘れて、元妻を思い切り抱いている。
妻は8歳年下の44歳、今がし頃だからね。
一週間溜め込んだ52歳の精液をブチ撒けている。
元妻の幻想と戦い抜くための安らぎを求めて・・・