今月いっぱいで五年に及ぶ、単身赴任生活が終わります
私44才、妻43才、息子15才と10才、娘7才の結婚18年です
事業拡大のため、新営業所立ち上げ、そこの所長に私をとなったわけですが、正直悩みました
下の息子は5才、娘は2才と小さく、まだまだ手がかかる年齢で、妻にかかる負担が大きくなるのでは?とか、妻がいて生活に不自由がないところへの一人暮らしになる不安、妻に浮気されちゃう可能性の不安、ほんとに帰ってこれるのかなの不安、新営業所がうまく軌道に乗らなかったらの不安、様々な迷いや葛藤が、転勤を打診されたときにありました
妻も、特に二人の息子がお父さんが必要な年頃だったこともあり、不安を感じていたようで、さらに悩みましたが、最終的に妻は、男なら仕事で勝負してこいとなり、私も転勤を受ける決断をしました
不慣れな土地で仕事と生活、営業所と言っても私と不慣れな事務員の二人、ゼロからのスタート
売上、最初の2か月はまさしくゼロ
自宅に帰る暇などなかったくらいガムシャラでした
本社の顧客から関連する会社と取引できるようになり、そこからちょっとずつ、上昇して行きました
が目標にははるか及ばずの半年が過ぎました
上半期が終わり、帰宅すると、妻がすり寄ってきて、私の愚痴を聞いてくれました
そういえば転勤してからエッチしてないな、半年ぶりの妻とエッチ、仕事にガムシャラだった私は、溜まりに溜まったものを、一気に吐き出し、仕事の疲れも忘れて、ほとんど寝ずにやりまくりました
まるで新婚時代のように、妻もそれに答えてくれました
一年目は目標の半分にも至らず、二年目で七割、勝負と思った三年目が目標にちょっと足らずでしたが、社長以下役員は一年目の状況から三年で目標近くまでは無理と思っていたらしく、よくここまで持ってきたと誉められました
本社の後輩がサポートに着任し、三人体制の四年目は順調に飛ばし、目標は楽にクリアー、さらに五年目は本社からのサポート一人と新規地元採用二人の六人体制で軌道に乗せ、所長を後輩に任せ、帰ることが出来ました
最初打診されたときは三年をメドにと言われたので、二年伸びての帰還ですが、やりとげた達成感が今はあります
今日、だいたいの引っ越しを終わらせる予定なので、早起きして荷造りしてます
ここにいるのもあと四日、長いようで短い五年でした